年間5〜10名では「1媒体集中」と「多媒体化」の中間を狙う

年間5〜10名を採用する企業では、年1〜3名の少数採用より複数の候補者ソースへ投資しやすくなります。一方、4〜5媒体を同時に運用すると採用担当者の検索・返信・候補者管理が分散し、重複スカウトも起きやすくなります。

ビズリーチは国内即戦力人材、リクルートダイレクトスカウトは初期費用0円で幅広い中途、LinkedIn Recruiterはグローバル・専門人材、XAION HRは登録型媒体外の潜在層・エグゼクティブという役割があります。

5〜10名すべてを同じ媒体で採ろうとせず、求人を「母集団が比較的大きい求人」と「探索難易度が高い求人」に分け、2〜3チャネルへ割り当てると運用しやすくなります。

比較表|年間5〜10名で見る候補者ソース・料金

比較軸ビズリーチリクルートダイレクトスカウトLinkedIn RecruiterXAION HR
主な用途国内の即戦力・専門・管理職幅広い年齢・年収・職種の中途採用グローバル・専門人材の高度検索公開情報/SNSを使う潜在層探索
料金複数プラン、詳細は料金表初期費用0円+理論年収×15%採用量・席数・地域・契約等で個別見積自社運用・運用代行等で個別見積
5〜10名での役割重要ポジションへ優先配分一般〜ハイクラスの複数求人を検証国内DBで不足する専門・海外候補者を補完転職顕在層で不足する求人を探索
主な運用課題継続検索・個別スカウト成功報酬総額の管理英語/グローバル運用、ライセンス管理SNS接点・潜在層のナーチャリング

ビズリーチ|5〜10名すべてではなく重要求人へ集中する

ビズリーチは即戦力人材のデータベースを企業が直接検索し、スカウトできるサービスです。年間5〜10名なら、すべての求人へ同じ工数を使うのではなく、責任者、専門職、経験豊富な営業・エンジニアなど採用失敗の影響が大きい求人へ優先して使うと投資効果を管理しやすくなります。

公式サイトでは契約前の候補者お試し検索も案内されています。求人ごとに対象候補者数を確認し、検索条件が厳しすぎる場合は採用要件を見直します。

料金は複数プランの料金表で確認する形式です。年間5〜10名のうち何名をビズリーチで採る計画かを置き、その求人群だけで媒体費・社内工数を割って採用単価を見てください。

リクルートダイレクトスカウト|初期費用0円で複数求人を試しやすい

リクルートダイレクトスカウトは幅広い年齢・年収・職種の候補者へ企業が直接スカウトでき、求人要件と候補者レジュメをAIが分析して候補者をレコメンドします。

企業向け公式サイトでは初期費用0円で、採用決定時に入社者の理論年収×15%の手数料が発生します。年間5〜10名の中で、新規職種や採用難易度がまだ分からない求人を固定費なしで試す用途に向きます。

一方、5〜10名すべてを高年収求人で採用すると成功報酬総額が大きくなるため、求人ごとの想定年収×採用人数×15%を年間予算へ入れ、固定費型サービスとも比較してください。

LinkedIn Recruiter|国内DBで不足する専門・グローバル人材を補完

LinkedIn Recruiterは世界規模のプロフェッショナルネットワークを対象に、高度な検索フィルター、InMail、候補者管理等を利用できる採用ツールです。職種、地域、スキル、業界、言語、ネットワーク関係などで候補者を絞り込めます。

年間5〜10名のうち、海外採用、英語を使うポジション、国内転職媒体では母集団が少ない専門職が2〜3求人ある場合、全採用の主力ではなく補完チャネルとして導入しやすいです。

一律の標準価格はなく、採用量、Recruiter席数、会社規模・地域、契約期間、追加機能等で変わります。利用担当者を絞り、検索・InMailの運用ノウハウを集約することが重要です。

XAION HR|転職潜在層へ直接接点を作る

XAION HRはWeb上の公開情報・SNSデータを統合した非登録型プラットフォームで、一般的な転職媒体へ登録していない候補者を探索できます。AIが求人要件を解析して候補者をピックアップし、SNSスカウト文面生成やナーチャリングを支援します。

年間5〜10名の中でも、事業責任者、エグゼクティブ、専門性が高い職種など「登録型DBだけでは候補者が足りない求人」へ使うと役割を限定できます。

自社運用・運用代行・人材紹介を案内しており、料金はプランごとの問い合わせです。採用チームがSNS採用を運用できない場合は、代行まで含めた工数削減で比較してください。

5〜10名なら求人を3タイプに分類する

年間5〜10名を効率よく採用するには、求人を「比較的採りやすい」「重要だが登録型DBで探せる」「登録型DBで不足する」の3タイプへ分類すると媒体を割り当てやすくなります。

一般〜ハイクラスの幅広い求人はリクルートダイレクトスカウト、重要求人はビズリーチ、グローバル要件はLinkedIn、潜在・エグゼクティブはXAION HRというように、求人難易度と候補者ソースで役割を分けます。

各チャネルへ採用人数目標を置き、四半期ごとに実績を見て配分を変更します。媒体契約を増やすこと自体を目的にしないでください。

採用期限でチャネルの優先順位を変える

同じ年間5〜10名でも、半年後までに採ればよい求人と、1〜2か月以内に埋めたい急募求人ではチャネルの使い方が異なります。急募では既に転職活動中の登録型DBを優先し、採用期限に余裕がある希少求人ではLinkedInやXAION HRで潜在層へ早めに接点を作る設計が取りやすいです。

求人ごとに「採用目標日」「初回候補者リスト作成日」「スカウト開始日」「4週間後の見直し日」を置き、反応が乏しい場合は条件・チャネルを切り替えます。

年間の採用人数だけで予算配分せず、採用期限と求人難易度を掛け合わせて、即効性のあるチャネルと中長期探索チャネルを使い分けてください。

複数媒体では候補者重複と担当者分散を防ぐ

5〜10名採用で複数媒体を使うと、同じ候補者がビズリーチ・LinkedIn・SNS等に存在することがあります。別担当者が同じ候補者へ異なる求人で連絡すると候補者体験を損ねます。

ATSや候補者管理シートで、氏名・勤務先・媒体ID・送信日・返信・主担当を管理し、スカウト前に既存接点を確認してください。SNS採用ではプロフィールURLも候補者識別に利用します。

媒体ごとに担当者を固定しつつ、週次で重複候補者・返信・選考状況を共有する運用が必要です。

採用予算は成功報酬と人件費を含めて年間化する

年間5〜10名では成功報酬型サービスの総額が無視できなくなります。リクルートダイレクトスカウトは理論年収×15%なので、求人別の想定年収と採用人数から年間手数料を試算します。

ビズリーチ・LinkedIn Recruiter・XAION HRは契約・支援範囲で料金が変わるため、同じ12か月・同じ想定採用人数で見積を揃えます。運用代行を使う場合は、社内人件費が何時間削減されるかも比較してください。

「媒体費÷採用人数」だけでなく、検索・文面・返信・日程・選考管理の担当者工数を加えると、実際のチャネル効率を比較できます。

向く企業・向かないケース

ビズリーチが向く企業:年間5〜10名の中に即戦力・専門・管理職など優先度の高い求人があり、自社で候補者検索・個別スカウトを継続できる企業です。

リクルートダイレクトスカウトが向く企業:幅広い求人を初期費用なしで試し、採用決定時の成功報酬で費用を管理したい企業です。高年収求人が多い場合は総額を確認してください。

LinkedIn Recruiterが向く企業:グローバル・英語・専門人材など国内DBで不足する求人が複数ある企業です。国内一般求人だけなら運用・契約が過剰になる場合があります。

XAION HRが向く企業:転職顕在層では見つけにくい潜在・エグゼクティブ・専門人材をSNS経由で探したい企業です。

選び方|8つの確認ポイント

  1. 求人分類:一般・重要・探索難の3タイプへ分けます。
  2. 採用人数:媒体ごとに何名を採る計画か置きます。
  3. 候補者ソース:国内DB、世界のプロネットワーク、SNS公開情報を分けます。
  4. 年収:成功報酬型は求人別の年間総額を試算します。
  5. 採用期限:急募と中長期探索でチャネルを分けます。
  6. 運用工数:検索・InMail/SNS・返信へ使える時間を確認します。
  7. 重複管理:候補者ID・URL・送信履歴を一元化します。
  8. 見直し:四半期ごとに採用実績でチャネル配分を変えます。

年間5〜10名は媒体を複数使える規模ですが、役割の重複を避け、求人難易度と採用期限ごとに投資を分けることが重要です。

年間5〜10名の採用で文面作成・送信・返信対応をAIスカウトくんに任せる

年間5〜10名の採用の課題は、ビズリーチ・リクルートダイレクトスカウト・LinkedIn Recruiter・XAION HRといった媒体選びだけでは終わりません。求人群ごとに役割を分けたチャネルの検索工数や候補者の重複確認が、運用工数として担当者に残ります。

年間5〜10名の採用ではとくに、どの工程を社内に残し、どの工程を外部へ任せるかの整理が欠かせません。

AIスカウトくん(TechSuite株式会社)は、生成AIと採用のプロを組み合わせたスカウト運用代行サービスです。候補者検索・選定から、一人ひとりに合わせたスカウト文面の作成、送信、返信対応、改善までを一貫して担い、求人ごとにコンサルタントがAIをチューニングします。運用の実務を外部化することで、採用担当者の工数や負荷を抑えながらスカウト運用を続けやすくなります。

料金は、月額5万円から利用できるプランと、利用実績に応じた通数課金プランがあります。媒体そのものの契約・利用料金は代行費に含まれません。ログインやツールの導入は不要で、契約から1週間程度で運用を開始できます。

よくある質問

年間5〜10名なら採用媒体はいくつ使うべきですか?

採用チームの運用能力によりますが、求人難易度と候補者ソースを分け、2〜3チャネルへ役割分担すると管理しやすいです。

リクルートダイレクトスカウトの費用は?

企業向け公式では初期費用0円、採用決定時に理論年収×15%です。5〜10名採用では年間総額を求人別に試算してください。

LinkedIn Recruiterは国内採用でも使えますか?

利用できます。特に国内転職DBでは見つけにくい専門職、英語人材、グローバル経験者などを探す用途で比較しやすいです。

XAION HRは人材紹介サービスですか?

公式では自社運用のプラットフォーム、運用代行、人材紹介など複数の支援体系を案内しています。契約する範囲を確認してください。

ビズリーチは5〜10名すべての求人に使うべきですか?

一律に使う必要はありません。重要度・難易度の高い求人へ優先配分し、他求人は別DBと使い分ける方法があります。

更新日・出典

更新日:2026年9月18日。料金・機能・契約条件は変更される場合があります。公開・契約前に法人向けビズリーチ公式、リクルートダイレクトスカウト公式、LinkedIn Recruiter公式、XAION HR公式で最新情報をご確認ください。