XAION HRとWantedlyは採用課題への入り口が違う
XAION HRは、既存の転職媒体では候補者が見つからない時に、Web・SNSの公開情報から市場全体へ探索範囲を広げるサービスです。
Wantedlyは登録ユーザーへ募集を公開し、会社ページやストーリーで情報発信しながら、会いたい候補者へダイレクトスカウトも送れる採用プラットフォームです。
求人を見てもらう前の候補者探索が課題ならXAION HR、候補者に会社を知ってもらい共感・応募を作ることが課題ならWantedlyという違いがあります。
比較表|候補者・採用広報・スカウト・料金
| 比較軸 | XAION HR | Wantedly |
|---|---|---|
| 候補者ソース | Web/SNS公開情報、非登録型 | 登録ユーザー450万人超、20〜30代中心 |
| 探索 | 職種・企業・年齢・フリーワード、AI候補抽出 | プロフィールのスキル・経歴・やりたいこと等から検索 |
| 採用広報 | スカウト中心。企業情報を個別に伝える | 募集・会社ページ・ストーリー・ミートアップ等 |
| AI | 求人解析・候補抽出・文面生成 | 候補者リスト作成等を支援するAIエージェントモード |
| 料金 | 自社運用/代行/紹介で個別見積もり | 月額5万円(税抜)〜、初期費用・成功報酬なし |
XAION HR|転職媒体にいない候補を公開市場から探す
XAION HRはWebやSNSの公開情報から約1,000万人以上の個人プロファイルを統合し、530万社以上の企業情報と組み合わせて候補者を探索します。
営業、コンサル、事業開発、エンジニア、CxO等、複数職種を横断して探せるため、登録型媒体でターゲットが少ない難ポジションの追加ソーシングに向きます。
候補者は転職活動中とは限らないので、初回連絡で応募を迫らず、公開経歴のどこに関心を持ったか、なぜ今情報交換したいかを具体的に伝えます。
Wantedly|450万人へ会社の「なぜ・どうやって」を伝える
Wantedlyは20〜30代の若手を中心に450万人以上が登録すると公式企業向けページで案内しています。募集ページでは給与条件だけでなく、事業の目的、チーム、働き方、価値観等を伝えることを重視します。
会社ページ・ストーリーを使って社員インタビューやプロジェクトの背景を継続発信できるため、知名度が高くないスタートアップや新規事業でも仕事内容・カルチャーを候補者へ伝えられます。
求人掲載だけで応募を待つのではなく、スカウトと採用広報を同時に運用する前提で考えると特徴が活きます。
候補者規模は直接比較しない|公開プロファイルと登録ユーザーは別物
XAION HRの約1,000万人はWeb・SNSの公開プロファイルを統合した数であり、全員が転職希望者ではありません。Wantedlyの450万人超はサービス登録ユーザーです。
この二つを単純に「母集団が大きい」と比較するのではなく、自社職種でアプローチ可能な人数、転職意欲、希望条件、情報量を確認してください。
短期採用では今会える候補者数、中長期採用では将来接点を持てる潜在候補数を別KPIとして扱うと判断しやすくなります。
検索機能|市場リサーチと登録プロフィール検索の違い
XAION HRは職種・企業・年齢・フリーワードなどで公開市場を検索し、求人票からAIが候補者をピックアップできます。特定企業出身者や周辺人材を広げる市場リサーチに向きます。
Wantedlyのダイレクトスカウトでは、登録プロフィールからスキル・経歴・この先やってみたいこと等を確認し、会いたい候補者へ直接メッセージを送れます。
職務経歴が明確な希少人材を外部市場まで掘るか、Wantedly内で価値観・キャリア志向を含めて探すかで役割が変わります。
採用広報|Wantedlyはスカウト前後の情報量を増やせる
Wantedlyの大きな特徴は、候補者へスカウトするだけでなく、募集・ストーリー・会社ページを通じて企業情報を蓄積できることです。スカウトを受けた候補者が会社の背景や社員の情報を読んで判断できます。
XAION HRでSNSへ直接アプローチする場合も、候補者は採用サイトやSNSを確認する可能性がありますが、企業広報機能自体が主要サービスではありません。
Wantedlyを使うなら、媒体契約だけでなく、月に何本の募集・ストーリーを更新するかまで運用計画へ入れてください。
AI機能|候補探索を支援しても候補者への理由は人が確認する
XAION HRは求人票解析、候補者ピックアップ、候補者ごとのスカウト文面生成を提供します。公開市場の広い候補群から検索・送信する工数を下げる設計です。
WantedlyはAIエージェントモードにより候補者リストの作成などの工数削減を案内しています。
どちらもAIが候補者を選んだ理由を採用判断へそのまま使わず、採用担当者が求人要件とプロフィールを確認し、候補者本人に伝えるスカウト理由を具体化してください。
料金|XAIONは支援方式別、Wantedlyは定額・成功報酬なし
XAION HRは自社運用・運用代行・人材紹介を提供し、具体額は個別見積もりです。プラットフォーム利用と成果報酬型の人材紹介では料金構造が異なります。
Wantedlyは2026年7月時点の公式記事で、月額5万円(税抜)〜、初期費用0円、成功報酬0円と案内しています。機能・期間により複数プランがあり、ダイレクトスカウト等の利用条件は契約プランで確認します。
比較時は月額だけでなく、コンテンツ制作、候補者検索、スカウト送信、返信対応にかかる社内工数まで含めてください。
若手・スタートアップ採用|Wantedlyは事業・カルチャー訴求と相性が良い
Wantedlyは若手層、スタートアップ、新卒・中途を含む採用で広く利用されています。給与・条件だけでなく、事業の目的や挑戦環境に興味を持つ候補者へ接点を作りやすい設計です。
特に職種経験が浅い20代採用では、現職タイトルだけでなく「次に何をしたいか」「どんな環境で成長したいか」をプロフィール・面談で確認できます。
ただしカルチャーだけで仕事内容を曖昧にせず、実際の役割、求める経験、配属、評価、働き方を募集ページへ明記してください。
ハイクラス・希少職種|XAION HRは市場外まで探索できる
CxO、事業責任者、専門コンサル、希少エンジニア等は、特定プラットフォーム内だけでは候補者数が不足することがあります。XAION HRでは公開情報から対象市場を広げ、転職媒体未登録層へ直接接点を作れます。
Wantedlyにも経験豊富な登録者はいますが、サービス全体は20〜30代の若手を中心に訴求しています。
重要ポジションは、Wantedly上の候補者数とXAION HRで追加できるユニーク候補者数を実際に確認して役割を分けてください。
募集応募とスカウトを別KPIで見る
Wantedlyでは募集ページからの応募とダイレクトスカウト経由の候補者を分け、閲覧→応募、送信→返信、カジュアル面談→選考→採用を追います。ストーリー閲覧等も認知の参考になります。
XAION HRでは検索候補数、ユニーク候補者、送信、返信、面談、再接触、採用を追い、登録型媒体では見つからなかった候補者数を導入価値として確認します。
最終的には採用数・採用単価・採用までの日数を共通定義にし、媒体固有の中間KPIだけで比較しないでください。
採用広報の工数|コンテンツを作れないならWantedlyの強みを使い切れない
Wantedlyは会社の魅力を継続的に発信できることが強みですが、募集やストーリーを作る担当者・取材対象・写真・更新時間が必要です。
媒体を契約して古い募集だけを残すと、候補者が見た時の情報が実態とずれる可能性があります。月次で募集、社員、事業の情報を更新する運用責任者を決めてください。
XAION HRは採用広報より候補者探索が中心なので、社内工数は検索・スカウト・返信・ナーチャリング側へ寄ります。
併用する場合|Wantedlyで広報・登録者、XAIONで未登録層を補完
両サービスを併用するなら、Wantedlyで若手・スタートアップ志向人材へ募集・採用広報・スカウトを行い、Wantedly内で見つからない希少職種をXAION HRで公開市場へ広げる方法があります。
同じ候補者がWantedlyに登録し、SNS公開情報からXAION HRにも表示される可能性があるため、候補者接点をATSで統合してください。
「Wantedlyで何人検索し、何週間で不足したらXAIONへ広げる」と追加チャネルの基準を決めると二重運用を抑えられます。
向く企業・向かないケース
XAION HRが向く企業:登録型媒体で不足するハイクラス・希少職種・複数職種の潜在候補を、公開市場から広く探索したい企業です。
Wantedlyが向く企業:20〜30代の若手やスタートアップ人材を採用し、募集・ストーリー・会社ページで事業やカルチャーを発信しながら直接スカウトしたい企業です。
併用が向く企業:Wantedlyを採用広報・若手採用の基盤、XAION HRを未登録・希少候補の追加探索として使い分け、候補者重複を管理できる企業です。
コンテンツ運用が難しい企業:Wantedlyの採用広報機能を使い切れない可能性があるため、検索・スカウト中心のサービスも比較してください。
選び方|XAION HRとWantedlyの10項目
- 候補者ソース:公開市場か登録ユーザーか。
- 年齢層:若手中心か希少・ハイクラスまで広げるか。
- 課題:候補者不足か認知・共感不足か。
- 検索:企業・経歴横断かプロフィール検索か。
- 広報:募集・ストーリーを継続発信するか。
- AI:候補探索・リスト作成をどう効率化するか。
- 料金:支援方式と定額プランを総コストで比較します。
- 工数:検索かコンテンツ制作のどちらへ工数を割くか。
- KPI:応募とスカウトを分けて採用まで追います。
- 併用:登録層から未登録市場へ広げる基準を決めます。
XAION HRとWantedlyは、どちらも潜在候補へ企業から接点を作れますが、探索基盤と採用広報プラットフォームという違いがあります。自社の採用課題から逆算して選んでください。
XAION HRとWantedlyの比較の先にある、候補者の検索から返信対応までの運用
本記事ではXAION HRとWantedlyを候補者層・検索機能・スカウト運用の違いから比較しましたが、媒体が決まったあとの検索・選定・文面・送信・返信にかかる工数は、XAION HRでもWantedlyでも発生します。
XAION HRを使うにせよWantedlyを使うにせよ、文面づくりと返信対応の手間は担当者に残ります。
AIスカウトくん(TechSuite株式会社)は、生成AIと採用のプロを組み合わせたスカウト運用代行サービスです。候補者検索・選定から、一人ひとりに合わせたスカウト文面の作成、送信、返信対応、改善までを一貫して担い、求人ごとにコンサルタントがAIをチューニングします。運用の実務を外部化することで、採用担当者の工数や負荷を抑えながらスカウト運用を続けやすくなります。
料金は、月額5万円から利用できるプランと、利用実績に応じた通数課金プランがあります。媒体そのものの契約・利用料金は代行費に含まれません。ログインやツールの導入は不要で、契約から1週間程度で運用を開始できます。
よくある質問
XAION HRとWantedlyの最大の違いは?
XAION HRはWeb・SNS公開情報から未登録層を探索する非登録型、Wantedlyは450万人超の登録ユーザーへ募集・採用広報・ダイレクトスカウトで接点を作る採用プラットフォームです。
Wantedlyの料金はいくらですか?
2026年7月時点のWantedly公式記事では月額5万円(税抜)〜、初期費用0円、成功報酬0円と案内しています。利用機能・期間は最新料金表で確認してください。
Wantedlyはスカウトできますか?
できます。登録プロフィールからスキル・経歴・やりたいこと等を検索し、候補者へ直接メッセージを送れるダイレクトスカウトを提供しています。
XAION HRは採用広報サービスですか?
主軸は公開情報を使った候補者探索・SNSスカウト・ナーチャリングです。採用広報を媒体内で継続発信するWantedlyとは役割が異なります。
両方を併用できますか?
可能です。Wantedlyを若手・採用広報の主力、XAION HRを未登録・希少候補の追加探索として分け、候補者重複を管理してください。
更新日・出典
更新日:2026年9月18日。料金・機能・ユーザー数・利用条件は変更される場合があります。契約前にXAION HR公式、Wantedly採用担当者向け公式、Wantedly公式料金解説で最新情報をご確認ください。

