ROIを構成する指標
採用単価
媒体費、代行費、紹介料、人件費、ツール費など対象範囲を固定し、採用決定数で割ります。
社内工数
検索・選定・文面・送信・返信・集計に使う時間がどれだけ減ったかを測ります。
決定数
採用決定数は重要ですが、求人難易度や採用枠が変わると比較条件が変わります。求人単位でも確認します。
中間KPI
送信数、返信数、面談数は原因分析に使い、ROIそのものと混同しません。
計算例
仮に月の媒体・代行・社内工数費が50万円、6か月で採用2名なら、対象範囲での採用単価は150万円/名です。内製時と比較する際は同じ費目と期間に揃えます。数字は仮定です。
ROIの計算式と採用単価の違い
ROI(投資利益率)は「(投資から生じた金銭的な便益-投資費用)÷投資費用×100」で計算します。採用単価は「採用関連費用÷採用人数」であり、ROIとは別の指標です。工数削減や採用数の増加をそのままROIと呼ばず、便益をどのように金額換算したのかを明示する必要があります。
6か月間の試算例(架空)
媒体費60万円、代行費180万円、社内残存工数60万円で、6か月の投資費用は合計300万円とします。仮に同期間の採用による増分便益を社内で420万円と評価した場合、ROIは(420-300)÷300×100=40%です。一方、採用決定が2名であれば採用単価は300万円÷2名=150万円/人。便益420万円は説明のための仮定であり、特定企業の実績や採用効果を示すものではありません。
便益を合理的に金額評価できなければ、ROIを無理に算出せず、採用単価・削減時間・面談から採用への歩留まりを別々に報告します。内製・外注の比較では媒体費や社内に残る承認・面談工数も同じ期間と範囲で計上してください。
ROI改善の順番
最初に選定精度や返信後の面談化などボトルネックを特定します。次に、改善施策によって追加コストが増える場合も含め、採用単価と工数がどう変わったかを確認します。
AIスカウトくんで見るKPI
AIスカウトくんは、TechSuite株式会社が提供する、生成AIと採用のプロを組み合わせたスカウト代行サービスです。候補者検索・選定、スカウト文の作成、送信、返信対応まで一気通貫で対応します(TechSuite公式)。
AIスカウトくんに関するよくある質問
スカウト代行とRPOの違いは?
違いは支援範囲です。AIスカウトくんはスカウト運用を中心に支援し、TechSuiteでは採用活動全体を支援するRPOサービスの「AI RPOパートナー」も提供しています。
候補者検索から送信まで、すべて任せられる?
はい。AIスカウトくんでは、候補者検索・選定からスカウト文の作成、送信まで対応できます。ただし、プランによっては検索条件の作成や定期的な振り返り・改善支援を含まない場合があります。
スカウト媒体の利用料金は代行費に含まれる?
いいえ。AIスカウトくんの代行費とは別に、利用するスカウト媒体の契約・利用料金が必要です。
新卒採用と中途採用の両方で使える?
はい。AIスカウトくんは新卒採用・中途採用の両方に対応しています。人材紹介会社の候補者スカウト運用も支援対象です。媒体ごとに第三者の操作や候補者情報の取り扱いに制限がある場合は、契約・規約に沿ったRPOの支援範囲を調整します。
どのスカウト媒体でも代行できる?
はい。AIスカウトくんは、さまざまなスカウト媒体を活用した採用活動を、RPO(採用代行)として幅広く支援できます。一部の媒体では、第三者によるアカウント操作やスカウト送信などが制限・禁止されている場合があります。その場合も、媒体の規約・契約に沿って、採用要件や検索条件の設計、スカウト文面の作成、運用改善などを支援可能です。媒体上の操作は必要に応じて採用企業側に行っていただきます。具体的な支援範囲は事前に確認します。
まとめ|ROIは最終成果と工数を同じ期間で追う
採用単価、決定数、社内工数を主指標にし、中間KPIは原因分析へ使います。比較条件を固定して複数月で追うことで外注効果を判断しやすくなります。
