まずスキルと資格を切り分ける
スキルは、実務で何をしてきたかを示す言葉です。たとえば設計、構築、運用、提案、分析、マネジメントなどの業務や、特定の技術・ツール名が該当します。一方、資格は保有や取得を明示しやすい情報です。資格名だけでは実務経験の深さまで分からないため、資格はスキルの代替ではなく補助条件として扱うのが基本です。
職務経歴書から検索語を拾う手順
1. 求人要件を「担当業務」「成果物」「技術・ツール」「資格」に分解します。
2. 各要件について、候補者が職務経歴書で使いそうな表現を書き出します。
3. 正式名称、略称、旧称、英語表記、日本語表記などの表記ゆれを追加します。
4. 同じ経験を別の業務名で表すケースを加えます。
5. 最後に、必須候補語と補助候補語に分けます。
この順番にすると、検索語を増やすこと自体が目的にならず、「どの経験を見つけるための言葉か」を保ちやすくなります。
検索キーワードの組み合わせ例
たとえばインフラ設計経験を探す場合、「インフラ」という大きな語だけではなく、設計、要件定義、構成設計、基本設計、詳細設計などの業務語、サーバー、ネットワーク、クラウドなどの対象領域、さらに製品名や資格名を候補として持てます。検索時は媒体ごとの仕様に合わせて、広い語と具体語を組み合わせます。検索項目や演算子の仕様は媒体によって異なるため、実装時には利用媒体の現行公式ヘルプを確認してください。
失敗例|求人票の言葉だけで検索する
よくある失敗は、求人票に書かれた名称だけを検索語にすることです。企業側では「ソリューション営業」と呼んでいても、候補者の経歴には法人営業、アカウント営業、提案営業など別の表現が使われることがあります。資格名だけで絞る、流行語だけを大量に足す、表記ゆれを無視するといった方法も、該当経験者を見落とす原因になります。
検索結果をどう検証するか
作った検索語は、実際に数件の職務経歴書を見て検証します。狙った経験者が含まれるか、関係の薄い候補者ばかり増えていないか、検索語が特定企業や資格名に偏っていないかを確認します。結果がずれる場合は、検索語を増やす前に「どの経験を見つけたいのか」へ戻って修正します。除外条件や母集団が少ない場合の緩和方法は、別記事で扱います。
媒体・AI利用で注意すること
検索項目、キーワード入力方法、演算子、文字列の扱いは媒体ごとに異なります。特定媒体の仕様を一般化せず、実際の設定前に公式ヘルプや契約条件を確認してください。また、候補者の職務経歴に書かれていない志向、性格、成果を推測して検索条件へ補完しないことも重要です。
AIスカウトくんで支援できる範囲
AIスカウトくんでは、候補者検索・選定からスカウト文の作成、送信まで対応できます。ただし、プランによっては検索条件の作成や定期的な振り返り・改善支援を含まない場合があります(AIスカウトくん公式)。
AIスカウトくんに関するよくある質問
スカウト代行とRPOの違いは?
違いは支援範囲です。AIスカウトくんはスカウト運用を中心に支援し、TechSuiteでは採用活動全体を支援するRPOサービスの「AI RPOパートナー」も提供しています。
候補者検索から送信まで、すべて任せられる?
はい。AIスカウトくんでは、候補者検索・選定からスカウト文の作成、送信まで対応できます。ただし、プランによっては検索条件の作成や定期的な振り返り・改善支援を含まない場合があります。
スカウト媒体の利用料金は代行費に含まれる?
媒体の契約・利用料金の扱いは、利用媒体や契約内容とあわせて個別に確認してください。AIスカウトくんのサービス利用費用は、スカウト代行業務の範囲、各種オプション、運用対象媒体によって変動します。
新卒採用と中途採用の両方で使える?
はい。AIスカウトくんは新卒採用・中途採用の両方に対応しています。人材紹介会社の候補者スカウト運用にも対応できます。ただし、媒体の利用規約により第三者による代行が認められていない媒体では対応できません。
どのスカウト媒体でも代行できる?
はい。ビズリーチやOpenWorkリクルーティングなど、基本的に各種スカウト媒体で代行できます。ただし、媒体の利用規約により第三者による代行が認められていない媒体では対応できません。利用予定の媒体について、事前に対応可否を確認します。
まとめ
スキル・資格の検索キーワードは、求人票の単語をコピーするのではなく、候補者の職務経歴書に現れる業務・成果物・技術やツール・資格へ分解して作ります。検索結果を見ながら表記ゆれや別表現を補い、検索語が本当に探したい経験を表しているかを確認することが重要です。
