今回お話を伺ったのは、東京都新宿区に本社を置く株式会社BuySell Technologies様です。東証グロース市場上場の総合リユース企業として、査定士がご自宅へ直接伺う「出張買取」を中心に、店舗買取やECなど多様なチャネルで買取・販売を展開する「バイセル」を運営されています。
ナビサイト経由の採用効果を最大化するうえで欠かせないスカウト送付。しかし、手動運用に割くリソースの確保が課題となっていた同社は、人とAIを組み合わせた「AIスカウトくん」を導入されました。今回は導入の背景と効果について、新卒採用の集客全般を管理する採用戦略部の千葉様に伺いました。
導入前に感じていた、新卒採用の課題を教えてください。
千葉様:
ナビサイトでの効果を最大化していくうえで、やはりスカウトの送付は不可欠だと考えていました。ただ、そのスカウト送付にかかるリソースをなかなか確保するのが難しい、という状況が続いていまして。重要な業務でありながら、手動での運用には限界を感じている、というのが当初の課題でした。
数あるサービスの中で、AIスカウトくんを選んだ決め手は?
千葉様:
選ばせていただいた理由としては、人とAIのハイブリッド型という点に、とても魅力を感じたからです。
スカウト業務を外注するにあたって複数の企業さんにお話を伺ったのですが、なかには裏側をすべて人力で対応されている企業さんもいて、その分どうしても費用が割高になってしまう。それではあまり意味がないな、と感じていました。その点、AIスカウトくんはAIが自動で送付してくれるうえに、担当の方から効果的なスカウト文の提案までしていただける。この人とAIを掛け合わせたハイブリッドの形式に、大きな魅力を感じました。
実際に導入して実感された効果を教えてください。
千葉様:
まず工数の面では、当時かかっていたスカウトの作業時間で言うと、月におよそ40時間ほど削減できている状態になっています。
その分、効果がどうなっているかという点ですが、手動でやっていた時と同じくらいの水準で、今もスカウトの効果を発揮できています。自動になったからといって質が大きく下がるようなことはまったくなく、しっかりと今も送れているような状態です。
さらに、手動ではできなかった付加価値の部分も、いま実際に対応いただいています。手動だと個別のアレンジを加えたスカウトを送るのが工数的に難しいところが多かったのですが、ご依頼するなかで個別のカスタマイズまでしっかり対応いただけていて、これはAI導入によって実現できた効果だと思っています。
スカウトを代行いただいている媒体では、導入後の応募者のなかから継続的に内定承諾が生まれています。応募数の最大化が進んだ結果、採用単価は導入前と比べて半減しました。
最後に、今後の新卒採用やAI活用についての展望をお聞かせください。
千葉様:
削減できた時間がかなり生まれているので、その分、浮いた時間を候補者一人ひとりとのコミュニケーションにしっかり充てていければと思っています。
具体的には、母集団形成や初期のアプローチは、いまAIによって自動化できている部分があります。ですので、それ以降の、入社意欲を高めるための深いコミュニケーションであったり、一人ひとりにとって納得感のある、質の高い選考体験を提供していくところに注力していければと考えています。
千葉様、インタビューにご協力いただきましてありがとうございました。