料金比較で最初に見る5項目
新卒スカウト媒体を料金だけで比べる時は、最低金額だけでは判断できません。①定額か成功報酬か、②採用人数上限、③利用期間、④オファー・接点枠、⑤運用にかかる社内工数を確認してください。
例えば定額型は複数名採用できるほど1名あたり費用が下がる場合がありますが、採用できなければ固定費が残ります。成功報酬型は初期費用を抑えやすい一方、採用人数が増えるほど総額が増えます。
「一番安い媒体」を決めるのではなく、自社の採用計画で総額を試算します。
料金比較表|2026年9月18日時点の公式公開情報
| 媒体 | 主な料金体系 | 公開されている目安 | 確認ポイント |
|---|---|---|---|
| ABABA | 定額制・成果報酬型など複数プラン | 35万円(税抜)から | 採用人数・支援範囲ごとの詳細は要問い合わせ |
| OfferBox | 早期定額型 / 成功報酬型 | 早期定額3名75万円、成功報酬1名45万円 | 利用期間・オファー枠・追加採用条件 |
| dodaキャンパス | 初年度限定定額制 / 成功報酬制 | 期間限定:3名60万円、5名75万円、無制限90万円(税別) | 2026年10月31日までの契約限定価格、つながり上限 |
| TECH OFFER | 年間定額制 | 4プラン、価格は問い合わせ | 採用人数追加料金なし、プランごとの支援・機能差 |
上記は公式ページの公開情報を整理したものです。キャンペーン・オプション・契約条件は更新されるため、見積もり時に必ず最新情報を確認してください。
ABABA|35万円(税抜)から、定額・成果報酬の複数プラン
ABABAの企業向け公式ページでは、成果報酬型や定額制など複数プランを用意し、35万円(税抜)から採用可能と案内しています。企業情報作成・スカウト代行を無料と案内している点も、運用工数を比較する際の確認項目です。
公開ページだけでは全プランの採用人数・期間・詳細料金を一覧できないため、自社の採用目標人数と利用時期を伝えて見積もりを取ってください。
後半期の追加採用など短期間で使う場合は、料金だけでなく残りの採用期間と候補者母集団も確認します。
OfferBox|早期定額型と成功報酬型を使い分ける
OfferBoxの企業向け料金ページでは、早期定額型プランと成功報酬型プランを案内しています。2026年9月18日時点の公開例では、早期定額型は3名採用の場合75万円、利用可能期間は最長24か月、オファー枠は120枠です。
成功報酬型は初期費用0円、1名採用あたり45万円、利用可能期間最長13か月、1名あたり40枠と案内されています。入社前までの内定辞退は返金条件も案内されています。
早期から複数名採用するのか、本選考期から成功報酬で始めるのかで費用構造が変わります。
dodaキャンパス|初年度定額制は期間限定価格を確認
dodaキャンパスの料金ページでは、初めて利用する企業向けの定額制と成功報酬制を案内しています。2026年9月18日時点では、2026年10月31日までに契約した企業向けの特別価格として、3名プラン60万円、5名プラン75万円、無制限プラン90万円が表示されています。
定額制の利用期間は開始から対象学生の4年次3月までで、つながり上限は3名プラン200枠、5名400枠、無制限600枠です。表示価格は税別です。
キャンペーン価格を恒常料金として社内資料へ固定せず、契約日・初回利用条件・対象卒年を確認してください。
TECH OFFER|年間定額・4プラン、採用人数追加料金なし
TECH OFFERの公式料金ページでは、基本利用は年間定額制で、採用計画に応じた4つのプランを用意すると案内しています。具体的な金額は公開ページ上では問い合わせとなっています。
公式では、採用人数による追加料金なし、卒業年度を問わずオファー可能、研究室・技術キーワードのデータベース利用、自動・個別オファー等を案内しています。一部プランでは専任支援や採用管理システム連携に差があります。
理系採用人数が複数名の場合は、見積額を採用目標人数で割った場合と、実際に採用できた人数で割った場合の両方を試算してください。
定額型と成功報酬型はどちらが向くか
定額型は、採用人数が一定以上あり、継続的に候補者検索・スカウトを運用できる企業で費用を平準化しやすい特徴があります。一方、採用できなかった場合にも固定費が残るため、母集団と運用体制の確認が必要です。
成功報酬型は、初期費用を抑えたい、採用人数が少ない、採用決定まで外部費用を発生させたくない企業に合う場合があります。ただし複数名採用時は総額が増えます。
同じ媒体でも複数料金プランがある場合、採用予定人数ごとに総額を比較してください。
1名あたり料金は「予定人数」と「実績人数」で二重に試算する
3名採用予定で75万円の定額プランなら、予定通り3名採用した場合と、1名しか採用できなかった場合では1名あたりの外部費用が大きく違います。予算計画では、目標達成時・半分達成時・未達時の3パターンを試算するとリスクを見やすくなります。
成功報酬型は採用数に比例するため、10名・20名と採用人数が増えた時の総額も試算します。
媒体選定は「最安の単価」より、必要人数を現実的に採れる母集団と運用量があるかを先に確認します。
媒体費以外に入れるべき社内コスト
スカウト採用には、学生検索、プロフィール確認、文面作成、送信、返信、日程調整、面接官連携、内定フォローの工数がかかります。無料のスカウト代行や専任サポートがある場合でも、どこまで支援対象かを確認してください。
採用担当者・現場社員の時間を概算し、外部利用料に足すと総コストを比較できます。例えば技術職では、現場社員が研究内容を読む時間も運用工数です。
「媒体費が安いが運用できない」状態にならないよう、料金と体制をセットで判断します。
キャンペーン価格は終了日と対象条件を記録する
dodaキャンパスのように期間限定価格が公開されている場合、社内の比較表には金額だけでなく「いつまでの契約」「初回利用限定」など条件を併記してください。
翌年度の採用計画へコピーすると、終了済みキャンペーン価格を予算に使ってしまうリスクがあります。比較表には確認日と公式ページを残します。
OfferBoxやABABAでも料金・プランが更新される可能性があるため、契約稟議の直前に再確認します。
料金表に出ない追加費用も見積もる
媒体本体の料金以外に、追加オファー、早期利用、採用イベント、採用広報制作、運用代行等のオプションが付く場合があります。見積書では基本料金と任意オプションを分け、必須か任意かを確認してください。
また、現場社員の面談参加、出張、内定者イベント、選考ツールなど、媒体外の採用費用も採用計画全体では発生します。
媒体料金だけを切り出して「安い」と判断せず、採用チャネル全体の予算を一枚にまとめると比較しやすくなります。
採用人数別の比較例
1〜2名採用:成功報酬型や小規模プランを中心に、固定費リスクと候補者数を確認します。
3〜5名採用:定額型と成功報酬型の総額が近づくケースがあるため、採用時期・オファー枠・運用体制まで比較します。
10名以上:定額・無制限系プランの1名あたり費用を試算しつつ、担当者が十分な候補者検索・返信対応をできるか確認します。
理系専門職:総額だけでなく、必要な専攻・研究テーマの候補者母集団が媒体内にいるかをデモ・見積もり時に確認してください。
向く企業・向かないケース
ABABAが向く企業:定額/成果報酬の複数プランから選び、後半期・少人数採用を含めて運用支援も確認したい企業です。
OfferBoxが向く企業:早期から複数名採用する定額型と、本選考期からの成功報酬型を採用計画に合わせて比較したい企業です。
dodaキャンパスが向く企業:初回利用で早期・低学年接点を含め、採用人数上限別の定額プランを検討したい企業です。
TECH OFFERが向く企業:理系学生を年間で継続採用し、採用人数による追加料金がない定額型を見積もりたい企業です。
選び方|料金比較の10項目
- 採用人数:1・3・5・10名等で総額を試算します。
- 利用開始:早期から使うか本選考期からか。
- 料金型:定額・成功報酬を分けます。
- 期間:何か月/何卒まで利用できるか確認します。
- 枠:オファー・つながり等の上限を確認します。
- 追加採用:上限超過時の費用を確認します。
- 返金:内定辞退時の条件を確認します。
- 工数:検索・送信・現場協力を費用換算します。
- キャンペーン:期限・初回限定条件を記録します。
- 最新確認:契約前に公式見積もりを取り直します。
料金表は比較の入口です。自社の採用人数・職種・時期・運用工数を入れた総コストで判断してください。
新卒スカウト媒体の選定で残る運用工数を外部化するAIスカウトくん
採用予定人数や利用開始時期を踏まえて媒体を選ぶ新卒採用に向けてABABA・OfferBox・dodaキャンパス・TECH OFFERを比べたあと、現場で負担になるのは採用予定人数・利用開始時期・社内工数を入れて比べる際に見込むスカウト運用の工数です。
採用予定人数や利用開始時期を踏まえて媒体を選ぶ新卒採用の運用を社内だけで回し続けると、担当者の工数と負荷が集中しがちです。
AIスカウトくん(TechSuite株式会社)は、生成AIと採用のプロを組み合わせたスカウト運用代行サービスです。候補者検索・選定から、一人ひとりに合わせたスカウト文面の作成、送信、返信対応、改善までを一貫して担い、求人ごとにコンサルタントがAIをチューニングします。運用の実務を外部化することで、採用担当者の工数や負荷を抑えながらスカウト運用を続けやすくなります。
料金は、月額5万円から利用できるプランと、利用実績に応じた通数課金プランがあります。媒体そのものの契約・利用料金は代行費に含まれません。ログインやツールの導入は不要で、契約から1週間程度で運用を開始できます。
よくある質問
ABABAはいくらから使えますか?
2026年9月18日時点の公式ページでは35万円(税抜)からと案内されています。定額制・成果報酬型など複数プランがあり、詳細は問い合わせが必要です。
OfferBoxの料金は?
公式公開例では早期定額型3名採用75万円、成功報酬型は1名45万円・初期費用0円です。利用期間・オファー枠等も確認してください。
dodaキャンパスの90万円は通常料金ですか?
2026年9月18日時点では、2026年10月31日までに契約する初回利用企業向けの期間限定特別価格として無制限90万円が案内されています。
TECH OFFERの具体的な料金は公開されていますか?
公式では年間定額制・4プランを案内していますが、具体的金額は問い合わせとなっています。
定額型と成功報酬型はどちらが安いですか?
採用人数・採用実績・期間によって変わります。予定通り採用した場合と未達の場合の両方で総額と1名あたり費用を試算してください。
更新日・出典
更新日:2026年9月18日。料金・機能・契約条件は変更される場合があります。公開・契約前にABABA公式、OfferBox料金ページ、dodaキャンパス料金ページ、TECH OFFER料金ページで最新情報をご確認ください。

