OfferBoxとdodaキャンパスの違いを5軸で整理

両サービスを比較する際は、①対象学年と採用時期、②学生情報・検索条件、③オファー運用、④料金体系、⑤専任支援の5軸で見ると違いを整理しやすくなります。

どちらも新卒ダイレクトリクルーティングですが、OfferBoxは幅広い文理・大学群の学生へ本選考を含めて直接オファーする総合型として使いやすく、dodaキャンパスは大学1・2年生からの早期接点・長期関係づくりが大きな特徴です。

採用人数だけでなく、いつから学生へ接点を作りたいかを最初に決めてください。

比較表|学生層・料金・スカウト機能

比較軸OfferBoxdodaキャンパス
学生層全国・文理の総合学生DB、27卒登録実績25万人総登録学生約92万人、大学1・2年生から登録可能
検索詳細条件・自由検索・適性検査、AIアシスト希望業種/勤務地/企業選び軸、プロフィール完成度、ログイン時期等
早期接点早期定額型プラン・EXオプションあり低学年への接点を主要特徴として案内
料金早期定額3名75万円、成功報酬1名45万円初年度定額3名60万円・5名75万円・無制限90万円の期間限定価格等
支援1社1名の専任サポート導入前課題整理、初期設定、運用改善をCSが支援

料金は2026年9月18日時点の公式公開情報です。dodaキャンパスの表示価格は2026年10月31日までの契約限定キャンペーンを含みます。

学生数は単純比較しない|集計期間と学年が違う

OfferBoxは公式で27卒学生登録実績25万人、毎年20万人以上の学生登録を案内しています。一方、dodaキャンパスは総登録学生約92万人と案内しており、大学1・2年生も含むサービスです。

この2つの数字は「同じ卒年のアクティブ学生数」ではありません。母集団の大きさを比較したい場合は、自社が採用する卒年・職種・勤務地・専攻で実際に検索した候補者数をデモ時に確認してください。

公開登録者数より、自社条件で接点可能な学生が何人いるかの方が実務上重要です。さらに、検索結果のうち直近ログインや希望条件が合う学生をサンプル確認し、実際に送れる母集団まで見ると比較精度が上がります。

OfferBox|全国・文理の総合母集団を職種別に探す

OfferBoxは地域・文理を問わない学生データベースを強みとして案内し、詳細なプロフィールと検索条件から企業が直接学生を探せます。営業、企画、IT、技術、コーポレートなど複数職種を一つの媒体で運用したい企業と相性があります。

自由検索や適性検査eF-1G、AIアシストを使い、プロフィールを読む順番や候補者理解を補助できます。

母集団が広い分、全職種へ同じ条件・同じ文面を使わず、職種ごとに検索条件とオファー内容を分けてください。

dodaキャンパス|低学年から長期で関係を作る

dodaキャンパスは大学1年生から登録可能で、企業が大学1・2年生へも接点を作れることを公式に案内しています。インターン、業界理解、社員交流、本選考まで長期で関係を作りたい企業で比較しやすいサービスです。

低学年接点では、すぐに選考へ誘導するのではなく、仕事内容やキャリア理解を深めるイベント等を通じて継続接点を作ります。

運用期間が長くなるため、学生ごとの接点履歴、イベント参加、本選考移行を管理する体制が必要です。

検索機能|OfferBoxは自由検索、dodaは志向・活動状況が特徴

OfferBoxは属性検索だけでなく、プロフィール内の単語を使う自由検索や適性情報を候補者探索に利用できます。研究、制作、資格、活動経験など具体的なキーワードから学生を探す運用に向きます。

dodaキャンパスは希望業種・勤務地・企業選びの軸、プロフィール完成度、ログイン時期等を検索条件にでき、複数卒年を横断した検索や条件保存も案内しています。

どちらも検索条件を増やしすぎると母集団が小さくなるため、必須条件と面談確認項目を分けてください。

適性情報は採否ではなく候補者理解に使う

OfferBoxはeF-1G、dodaキャンパスはGPS適性検査やキャリアタイプ診断等の学生情報を確認できると案内しています。これらは、面談前に候補者の特徴を理解したり、質問を準備したりする補助に使えます。

検査結果だけで営業向き・技術職向きと決めず、職務に関連する具体的な経験・行動を面談で確認してください。

既存社員との類似度だけを採用条件にすると、組織の同質化につながる可能性があるため、職務要件へ戻って判断します。

料金|早期定額・成功報酬と初年度定額を比較

OfferBoxは早期定額型と成功報酬型を公開しています。早期定額型は3名採用75万円、最長24か月・120オファー枠の例があり、成功報酬型は初期費用0円、1名採用45万円、最長13か月・1名40枠です。

dodaキャンパスは初めて利用する企業向け定額制を案内し、2026年9月18日時点の期間限定価格では3名60万円、5名75万円、無制限90万円、つながり上限200/400/600枠です。上限超過時の成功報酬も案内されています。

金額だけでなく、利用開始時期、採用上限、枠の考え方、キャンペーン条件をそろえて比較してください。

早期採用なら何を見るか

早期採用では「何月からオファーできるか」だけでなく、学生へどんな接点を提供するかが重要です。OfferBoxでは早期定額型や早期オプションを使ってインターン・面談へつなげられます。

dodaキャンパスでは大学1・2年生から接点を作れるため、翌々年度以降の学生へ業界・仕事理解の機会を提供できます。

早く接触するほど内定が決まるわけではありません。学生が企業を理解できるコンテンツと継続フォローを用意してください。

本選考期なら選考キャパまで考える

本選考期にスカウト承認が増えると、説明会・面談・面接の日程調整がボトルネックになります。OfferBoxでもdodaキャンパスでも、送信数を増やす前に面接官枠と返信担当を確保します。

候補者検索→オファー→承認→面談→選考→内定→承諾を同じファネルで追い、媒体画面上の承認率だけで評価しないことが重要です。

返信後の体験が悪ければ、媒体を変えても採用成果は改善しません。

併用する場合は「早期」と「主力」に役割を分ける

両媒体を併用する場合、dodaキャンパスを低学年・早期接点、OfferBoxを本選考・総合母集団の主力とする役割分担が考えられます。

ただし同じ学生が両方へ登録している可能性があるため、初回接点日、媒体、イベント参加、スカウト送信、選考状況を共通管理してください。

二つの媒体から同じ学生へ似た文面を送るのではなく、すでに接点がある場合は既存コミュニケーションを優先します。

向く企業・向かないケース

OfferBoxが向く企業:全国・文理の幅広い学生を複数職種で採用し、総合型スカウトを継続的な主力チャネルにしたい企業です。

dodaキャンパスが向く企業:大学1・2年生を含む早期接点を重視し、インターン・イベントから本選考へ長期で関係を作りたい企業です。

両方の併用が向く企業:低学年の早期母集団と本選考期の総合母集団を分け、媒体横断の候補者管理ができる企業です。

1媒体から始める方がよい企業:採用人数が少ない、担当者が少ない、主力媒体だけで必要母集団を確保できる企業です。

選び方|OfferBoxとdodaキャンパスの10項目

  1. 開始時期:低学年から接点を作るか。
  2. 職種:複数職種の総合母集団が必要か。
  3. 卒年:採用対象年度を確認します。
  4. 検索:自由検索・志向・活動状況のどれを使うか。
  5. 適性:候補者理解の補助として使います。
  6. 料金:定額・成功報酬・キャンペーン条件を比較。
  7. 枠:オファー/つながり上限を確認します。
  8. 支援:専任担当へどこまで相談できるか。
  9. 工数:長期フォロー・本選考対応を見積もります。
  10. KPI:承認から内定承諾まで同じ定義で追います。

OfferBoxとdodaキャンパスは似た新卒スカウト媒体ですが、採用開始時期と学生との関係づくりの長さに違いがあります。自社の年間採用計画に合わせて選んでください。

OfferBoxとdodaキャンパスを選んだあとのスカウト運用を任せる選択肢

OfferBoxとdodaキャンパスの機能を整理したあとに残るのは、学生の検索条件を作り、一人ひとりに文面を書き、返信に対応するという日々の作業です。

新卒採用は時期が限られるため、OfferBoxとdodaキャンパスのどちらを使う場合でも、担当者の工数が集中しやすくなります。

AIスカウトくん(TechSuite株式会社)は、生成AIと採用のプロを組み合わせたスカウト運用代行サービスです。候補者検索・選定から、一人ひとりに合わせたスカウト文面の作成、送信、返信対応、改善までを一貫して担い、求人ごとにコンサルタントがAIをチューニングします。運用の実務を外部化することで、採用担当者の工数や負荷を抑えながらスカウト運用を続けやすくなります。

料金は、月額5万円から利用できるプランと、利用実績に応じた通数課金プランがあります。媒体そのものの契約・利用料金は代行費に含まれません。ログインやツールの導入は不要で、契約から1週間程度で運用を開始できます。

よくある質問

OfferBoxとdodaキャンパスはどちらも低学年に使えますか?

両社とも早期採用の選択肢がありますが、dodaキャンパスは大学1・2年生からの接点をサービスの主要特徴として案内しています。OfferBoxは早期定額型・早期オプションがあります。

学生数はdodaキャンパスの方が多いですか?

公開数値の集計軸が異なるため単純比較できません。OfferBoxは卒年別実績、dodaキャンパスは低学年を含む総登録学生数として案内されています。自社条件で検索可能人数を確認してください。

料金はどちらが安いですか?

採用人数・利用時期・キャンペーン条件によって変わります。2026年9月18日時点の公式料金を基に、自社の採用予定人数で総額を試算してください。

両方を併用できますか?

可能です。低学年・早期接点と本選考期の総合母集団で役割を分け、同一学生への重複スカウトを管理してください。

適性検査だけで候補者を絞ってよいですか?

適性情報は候補者理解の補助として使い、最終的な評価は職務に関連する具体的な経験・行動で確認してください。

更新日・出典

更新日:2026年9月18日。登録学生数・料金・機能・利用条件は更新される場合があります。契約前にOfferBox企業向け公式、OfferBox料金ページ、dodaキャンパス企業向け公式、dodaキャンパス料金ページで最新情報をご確認ください。