OfferBoxとTECH OFFERは「総合型」と「理系特化型」

OfferBoxは地域・文理を問わない学生データベースを持ち、営業、企画、IT、技術、コーポレートなど幅広い新卒職種で使える総合型です。

TECH OFFERは理系新卒に特化し、学生本人のプロフィールだけでなく研究室・教員情報、技術キーワードを使ってマッチングできる点が特徴です。

理系採用だから必ずTECH OFFER、総合職だから必ずOfferBoxと決めるのではなく、仕事内容に必要な専門性と、学生を探す時に必要な情報粒度から選んでください。

比較表|学生層・料金・スカウト機能

比較軸OfferBoxTECH OFFER
対象全国・文理の新卒全般理系新卒に特化
検索情報属性・自由検索・プロフィール・適性情報専攻・研究室・技術キーワード・志向性
オファー個別オファー、AIアシストで確認順を支援自動・半自動・手動オファー
料金早期定額型 / 成功報酬型年間定額制・4プラン、価格問い合わせ
支援1社1名の専任サポート一部プランで専任コンサルタント支援

学生数は対象範囲が違うため直接比較しない

OfferBoxは27卒学生登録実績25万人、毎年20万人以上が登録すると公式に案内しています。TECH OFFERは2026年卒学生累計3万人の実績を掲載し、理系新卒へ対象を限定しています。

数値の卒年・基準時点・対象範囲が異なるため、「25万人対3万人」として優劣を決める比較は適切ではありません。

研究開発職なら必要な研究・技術領域で何人検索できるか、IT職なら専門学生だけでなく他専攻の開発経験者も含めて何人いるかをデモで確認してください。

OfferBox|幅広い学生を職種横断で採用する

OfferBoxは全国・文理をまたぐ総合母集団から候補者を検索できます。理系学生も含まれるため、ITエンジニア、技術営業、企画など、専門専攻をMUSTにしない職種では幅広く候補者を探せます。

自由検索を使ってPython、データ分析、ものづくり、研究テーマ等を探し、プロフィールや適性情報を見ながら候補を選べます。

エンジニア以外の新卒職種も同じ採用チームで運用する場合、媒体を一つにまとめやすい点も比較軸です。

TECH OFFER|研究室・技術キーワードから理系学生を探す

TECH OFFERは全国約4万件の研究室・教員情報と約100万件の技術キーワードをデータベースとして持ち、学生の技術スキル・志向性を軸に検索・オファーできると案内しています。

機械、電気電子、化学、材料、情報、AI、数理等、研究内容と仕事内容の接点が重要な研究開発・設計・生産技術・技術職で比較しやすいサービスです。

研究室名やキーワード一致だけで合否を決めず、学生本人が研究で何を担当し、どこまで技術を使ったかを面談で確認してください。

検索機能|プロフィール検索と技術DBの違い

OfferBoxでは学生自身が入力したプロフィール・活動・希望・適性情報をもとに候補者を探し、自由検索で具体的な経験語を探すこともできます。

TECH OFFERは学生プロフィールに加えて研究室・教員・技術キーワードのデータベースを使えるため、学生がプロフィールにすべての専門語を書いていなくても研究領域から候補者を広げやすい設計です。

総合的な人物・活動情報を広く見たいか、研究・技術情報を深く使いたいかで検索体験が変わります。

オファー運用|AIアシストと自動オファーを混同しない

OfferBoxはAIアシストを案内しており、学生の志望条件・承認傾向・ログイン情報等と企業情報から、オファー承認に至りやすい学生を上位表示します。これは候補者確認の順番を支援する機能です。

TECH OFFERは自動・半自動・手動オファーを使い分けられると案内しています。条件設定に基づき理系学生への接点を自動化できますが、本記事では公式がAIと明記していない自動オファーをAIとは呼びません。

どちらも機能任せにせず、対象候補・文面を定期的に人が確認してください。

料金|OfferBoxは2体系、TECH OFFERは年間定額

OfferBoxの2026年9月18日時点の公式料金では、早期定額型3名採用75万円、成功報酬型1名45万円・初期費用0円などが案内されています。プランにより利用期間・オファー枠が異なります。

TECH OFFERは年間定額制・4つのプランを案内し、採用人数による追加料金なしとしています。具体的な価格は公式ページでは問い合わせです。

理系採用人数が複数名の場合、TECH OFFERの見積額を採用予定人数で割るだけでなく、未達時の1名あたり費用も試算してください。

総合職と理系専門職を同時採用する場合

営業・企画・IT・コーポレートなど幅広い職種と、研究開発・技術職を同じ年度に採る場合、OfferBoxを総合母集団、TECH OFFERを理系専門職の補完として併用する方法があります。

同じ理系学生が両媒体へ登録している可能性があるため、媒体横断で候補者接点を管理します。

職種ごとに担当媒体を分ければ、研究開発の現場社員はTECH OFFERの重点候補をレビューし、人事はOfferBoxの総合母集団を運用するなど役割分担できます。

ITエンジニア採用は要件によって使い分ける

ITエンジニアでも、情報系専攻・AI研究など専門性を強く求める場合はTECH OFFERの技術キーワードが有効です。一方、他専攻からプログラミングを学んだ学生、個人開発・インターン経験者まで広げたい場合はOfferBoxの総合母集団が役立ちます。

「ITだから理系媒体」と一律に決めず、入社時に必要な技術、入社後に育成できる技術を分けてください。

制作物・研究・インターン等の経験は、媒体プロフィールを入口に面談で具体的な役割を確認します。

現場社員の工数まで比較する

TECH OFFERでは専門プロフィールや研究情報を確認するため、研究開発・技術部門のレビューが必要になる場合があります。OfferBoxでも技術職の重点候補は現場確認が有効ですが、総合職を人事主導で運用する求人とは工数が異なります。

媒体利用料だけでなく、候補者検索、プロフィール確認、文面作成、現場レビュー、面談に使う時間を計測してください。

専門性が高い採用では、現場工数が増えても対象外面談を減らせるなら総工数が改善する可能性があります。

契約前に同じ求人で検索結果を見比べる

二つの媒体を比較する時は、同じ求人要件を使って候補者検索のデモを行うと違いが分かりやすくなります。研究開発職なら必須技術・研究テーマ・勤務地、IT職なら開発経験・専攻・希望職種をそろえて検索します。

検索結果の人数だけでなく、上位20〜30名のプロフィールを確認し、実際に会いたい学生がどの程度含まれるかを見てください。

公開登録者数ではなく、自社求人で接点可能な実母集団を確認してから契約すると媒体選定の精度が上がります。

向く企業・向かないケース

OfferBoxが向く企業:全国・文理の幅広い新卒を複数職種で採用し、総合型のスカウト媒体を主力チャネルにしたい企業です。

TECH OFFERが向く企業:研究開発・機械・電気・化学・材料・情報など理系専門職を継続採用し、研究室・技術キーワードを検索に使いたい企業です。

併用が向く企業:総合職・IT等の幅広い採用と、研究開発・専門技術職を同時に採用し、候補者重複を管理できる企業です。

OfferBox単独が向くケース:理系専門性をMUSTにしない職種が中心で、1媒体で運用を簡素化したい場合です。

選び方|OfferBoxとTECH OFFERの10項目

  1. 職種:総合職か理系専門職か分けます。
  2. 専攻:特定専攻が本当にMUSTか確認します。
  3. 研究:研究室・技術情報の必要性を見ます。
  4. 母集団:自社条件で候補者数を確認します。
  5. 検索:自由検索か技術DBか比較します。
  6. 自動化:AIアシスト・自動オファーの役割を理解します。
  7. 料金:定額・成功報酬・年間定額を試算します。
  8. 現場工数:技術プロフィールのレビュー時間を見ます。
  9. 重複:併用時は候補者接点を統合します。
  10. KPI:職種別に面談・内定・承諾まで追います。

OfferBoxとTECH OFFERは登録者数の大小で選ぶ媒体ではありません。総合母集団の広さと理系専門情報の深さのどちらが自社求人に必要かで判断してください。

OfferBoxかTECH OFFERか。選んだ後の運用はAIスカウトくんで外部化

OfferBoxとTECH OFFERの違いを比べ終えた段階では、導入後に自社で回す作業量が気になります。学生の検索・選定、個別文面、送信、返信対応を担当者だけで続けるのは負担になりがちです。

OfferBox・TECH OFFERを使い始めてからも、学生とのやり取りを回し続ける運用負荷は続きます。

AIスカウトくん(TechSuite株式会社)は、生成AIと採用のプロを組み合わせたスカウト運用代行サービスです。候補者検索・選定から、一人ひとりに合わせたスカウト文面の作成、送信、返信対応、改善までを一貫して担い、求人ごとにコンサルタントがAIをチューニングします。運用の実務を外部化することで、採用担当者の工数や負荷を抑えながらスカウト運用を続けやすくなります。

料金は、月額5万円から利用できるプランと、利用実績に応じた通数課金プランがあります。媒体そのものの契約・利用料金は代行費に含まれません。ログインやツールの導入は不要で、契約から1週間程度で運用を開始できます。

よくある質問

OfferBoxにも理系学生はいますか?

います。OfferBoxは文理を問わない総合型サービスです。特定研究・技術キーワードで精密に探したい場合はTECH OFFERとの比較・併用が考えられます。

TECH OFFERは文系採用にも使えますか?

理系新卒に特化したサービスです。文系総合職・営業等を幅広く採る場合はOfferBoxなど総合型媒体の方が用途に合いやすくなります。

どちらの学生数が多いですか?

公開数字の対象卒年・集計軸が異なるため単純比較は避けてください。自社職種・専攻・勤務地で検索可能な候補者数を確認することが重要です。

料金はどちらが安いですか?

OfferBoxは公開料金がありますが、TECH OFFERは年間定額4プランの具体額が問い合わせです。採用人数・未達時の費用・運用工数を含めて見積もりを比較してください。

OfferBoxとTECH OFFERを併用できますか?

可能です。OfferBoxを総合母集団、TECH OFFERを理系専門職の補完とし、同一学生への重複オファーを管理してください。

更新日・出典

更新日:2026年9月18日。登録学生数・料金・機能・利用条件は更新される場合があります。契約前にOfferBox企業向け公式、OfferBox料金ページ、TECH OFFER企業向け公式、TECH OFFER料金ページで最新情報をご確認ください。