dodaキャンパスとTECH OFFERは採用時期と対象職種が違う
dodaキャンパスは文理を問わず大学1年生から利用でき、企業が低学年・早期から学生へオファーできる総合型ダイレクトリクルーティングです。
TECH OFFERは理系新卒に特化し、研究室・技術キーワード等から学生を探すサービスです。研究開発・設計・機電・化学・材料・情報等の専門職に向きます。
「新卒スカウト」という共通点だけで比べず、早期接点を重視するのか、専門技術で候補者を絞りたいのかを決めてください。
比較表|学生層・料金・スカウト機能
| 比較軸 | dodaキャンパス | TECH OFFER |
|---|---|---|
| 対象 | 文理を問わない新卒、大学1・2年生から接点 | 理系新卒に特化 |
| 検索 | 希望業種/勤務地・企業選びの軸・活動状況等 | 専攻・研究室・技術キーワード・志向性 |
| オファー | 学生検索→オファー、複数卒年運用 | 自動・半自動・手動オファー |
| 料金 | 初年度定額/成功報酬、期間限定価格あり | 年間定額4プラン、価格問い合わせ |
| 向く採用 | 早期・インターン・総合職 | 研究開発・技術・理系IT |
学生数は低学年を含む総合DBと理系卒年DBで比較しない
dodaキャンパスは総登録学生約92万人と案内し、大学1・2年生を含む複数卒年が利用します。TECH OFFERは理系新卒へ対象を限定し、2026年卒学生累計3万人など卒年別実績を掲載しています。
対象学年・文理・集計基準が違うため、公開値をそのまま大小比較しても自社の採用可能性は分かりません。
契約前に自社の卒年、職種、勤務地、専攻・研究テーマで検索し、実際にオファー対象となる学生数を確認してください。
dodaキャンパス|低学年から仕事理解を作る
dodaキャンパスは大学1・2年生へも企業から接点を作れるため、インターン、仕事体験、業界理解、社員交流から本選考まで長期間で学生と関係を作れます。
知名度が低い企業やBtoB企業では、本選考開始後に求人を見てもらうだけでなく、早期から仕事内容を知ってもらう機会を増やせます。
早期接点を増やす場合、短期の承認数だけでなくイベント参加、継続接点、本選考移行までKPIを分けて追ってください。
TECH OFFER|研究室・技術情報から理系人材を探す
TECH OFFERは全国約4万件の研究室・教員情報と約100万件の技術キーワードを持ち、学生の専門性・技術スキル・志向を使って候補者へアプローチできます。
機械設計、回路、制御、材料、化学、AI、データ、ソフトウェア等、仕事内容と研究・技術の接点が重要な採用で比較しやすいサービスです。
研究室・キーワード一致を合否の代理にせず、学生本人が研究で担当した内容・使用技術・希望職種を面談で確認してください。
検索機能|志向検索と技術DBの違い
dodaキャンパスでは希望業種・勤務地・企業選びの軸、プロフィール完成度、ログイン時期等から学生を検索できます。複数卒年を横断し、早期から候補リストを作る運用に向きます。
TECH OFFERは研究室・教員情報と技術キーワードを使い、理系専門性から候補者を見つける設計です。
総合職・早期施策では志向情報、技術職では専門情報というように、採用求人で必要な情報が違うため検索条件の多さだけで比較しないでください。
自動化|TECH OFFERの自動オファーをAIと断定しない
TECH OFFERは自動・半自動・手動オファーを使い分けられると案内しています。ターゲット条件に合う学生へ継続的に接点を作る運用を効率化できます。
dodaキャンパスは検索条件保存、候補リスト、条件合致の可視化、開封・承諾率分析等の運用支援機能を案内しています。
本記事では公式がAIと明記していない自動オファー・分析機能をAI機能とは呼びません。自動送信前には候補者サンプルを人が確認してください。
料金|初年度定額と年間定額を比較
dodaキャンパスは初回利用企業向け定額制を案内し、2026年9月18日時点の期間限定価格では3名60万円、5名75万円、無制限90万円です。2026年10月31日までの契約限定条件があり、つながり上限もプランごとに異なります。
TECH OFFERは年間定額制・4プランを案内し、採用人数による追加料金なしとしています。具体額は公式ページで問い合わせです。
キャンペーン価格と見積もり額を同じ条件で並べず、利用期間、卒年、採用人数、オファー量を合わせて比較してください。
早期の理系採用なら併用も考える
理系学生へ大学1・2年生から仕事理解を作りたい企業では、dodaキャンパスで早期接点を広く作り、本選考期の専門職候補をTECH OFFERで研究・技術情報から補う方法があります。
早期時点では研究テーマがまだ確定していない学生もいるため、低学年では完成した専門性だけで評価せず、興味・学習・仕事理解を重視します。
専門性が固まる学年ではTECH OFFERの技術情報を使い、具体的な求人との接点を伝えてください。
低学年時点では「専門性未確定」を前提に候補者を残す
大学1・2年生では研究室配属前の学生も多く、将来の専門領域がまだ固まっていない場合があります。早期採用で「研究テーマが未定」を理由に候補から外すと、後から技術職へ進む学生との接点を失います。
dodaキャンパスでは興味・学習・企業選びの軸を見ながら広く関係を作り、研究室配属後や本選考期に専門情報を更新してもらう運用が考えられます。
TECH OFFER側では研究・技術情報が具体化した段階で重点候補を深く見るなど、学年によって評価項目を切り替えてください。
総合職と技術職で媒体担当を分ける
文系・理系を問わない総合職と技術専門職を同時に採る企業では、dodaキャンパスを全社早期施策、TECH OFFERを技術部門の専門採用として分ける方法があります。
人事がdodaキャンパスのイベント・早期フォローを管理し、技術部門がTECH OFFERの重点候補レビューへ参加すると役割が明確になります。
ただし学生へ異なる会社説明をしないよう、仕事内容・待遇・選考情報の正本は企業側で共通化してください。
現場レビューが必要な求人を見極める
TECH OFFERで研究・技術キーワードを使う場合、採用担当者だけでは候補者の専門性を判断しにくいことがあります。研究開発・技術部門が週次で重点候補を確認する運用を設計してください。
dodaキャンパスの早期施策では、現場社員の座談会・仕事体験への参加が学生理解を深めることに役立ちます。
どちらも現場工数が発生するため、媒体料金だけでなく社員のレビュー・イベント時間も採用コストに含めます。
契約前に同じ理系求人で検索してみる
理系採用でどちらを選ぶか迷う場合、同じ求人要件で候補者検索を行います。卒年、勤務地、専攻、研究・技術、希望職種をそろえ、候補者数とプロフィール内容を確認してください。
dodaキャンパスでは低学年を含む将来母集団、TECH OFFERでは現時点の専門性が見える理系候補を確認できます。
公開学生数より、自社求人で実際にオファーしたい学生が何人いるかを見て判断します。
向く企業・向かないケース
dodaキャンパスが向く企業:文理を問わず低学年から学生へ接点を作り、インターン・イベント・本選考へ長期でつなげたい企業です。
TECH OFFERが向く企業:理系研究・技術職を継続採用し、研究室・技術キーワードから専門候補を探したい企業です。
併用が向く企業:早期の総合母集団と本選考期の理系専門母集団を分け、媒体横断で候補者を管理できる企業です。
1媒体から始める方がよい企業:採用人数が少ない、職種が限定的、運用担当者が少ない企業です。主課題に近い方を先に選びます。
選び方|dodaキャンパスとTECH OFFERの10項目
- 学年:大学1・2年生から接点が必要か。
- 文理:総合母集団か理系限定か。
- 職種:総合職・早期か研究技術職か。
- 研究:研究室・技術情報が必要か。
- 検索:志向情報か専門DBか比較します。
- 自動化:自動オファーの必要性を確認します。
- 料金:初年度定額・年間定額を試算します。
- 現場:イベント・候補者レビュー工数を見ます。
- 重複:併用時の学生接点を統合します。
- KPI:早期接点から内定承諾まで追います。
dodaキャンパスとTECH OFFERは、早期総合型と理系特化型で役割が明確に異なります。採用開始時期と職種の専門性から選んでください。
dodaキャンパスかTECH OFFERか。選んだ後の運用はAIスカウトくんで外部化
dodaキャンパスかTECH OFFERかを決めたら、次は学生の検索条件づくり、候補者の選定、一人ひとりへの文面作成、送信、返信対応という運用です。
dodaキャンパスとTECH OFFERのどちらを軸にしても、学生への文面づくりと返信対応の手間は担当者に残ります。
AIスカウトくん(TechSuite株式会社)は、生成AIと採用のプロを組み合わせたスカウト運用代行サービスです。候補者検索・選定から、一人ひとりに合わせたスカウト文面の作成、送信、返信対応、改善までを一貫して担い、求人ごとにコンサルタントがAIをチューニングします。運用の実務を外部化することで、採用担当者の工数や負荷を抑えながらスカウト運用を続けやすくなります。
料金は、月額5万円から利用できるプランと、利用実績に応じた通数課金プランがあります。媒体そのものの契約・利用料金は代行費に含まれません。ログインやツールの導入は不要で、契約から1週間程度で運用を開始できます。
よくある質問
dodaキャンパスは理系採用にも使えますか?
使えます。文理を問わない総合型です。研究テーマ・技術キーワードで理系学生を精密に探したい場合はTECH OFFERとの比較・併用が考えられます。
TECH OFFERは低学年にも使えますか?
公式では卒業年度を問わずオファー可能と案内しています。実際の対象学生数・プラン条件は契約前に確認してください。
料金はどちらが安いですか?
dodaキャンパスは期間限定の公開価格があり、TECH OFFERは年間定額4プランの具体額が問い合わせです。同じ採用人数・期間で最新見積もりを比較してください。
両方を併用するメリットは?
低学年からの総合的な早期接点と、研究・技術情報を使った理系専門職の候補者探索を役割分担できます。
TECH OFFERの自動オファーはAIですか?
2026年9月18日時点の公式では自動・半自動・手動オファーを案内していますが、自動オファーをAI機能とは明記していません。本記事では自動化機能として扱います。
更新日・出典
更新日:2026年9月18日。登録学生数・料金・機能・利用条件は更新される場合があります。契約前にdodaキャンパス公式、dodaキャンパス料金、TECH OFFER公式、TECH OFFER料金で最新情報をご確認ください。

