TECH OFFERとLabBaseの違いを一覧で比較

両サービスは理系新卒に特化している点では共通していますが、TECH OFFERは研究室・専攻・技術キーワードのデータベースを使ったターゲティングを強く打ち出し、LabBase就職は学生の研究内容や専門プロフィールを候補者理解に活かす設計です。理系採用という大枠だけでなく、自社の採用要件をどう検索条件へ落とすか、候補者ごとにどの程度個別訴求するかで向き不向きが変わります。

比較項目TECH OFFERLabBase就職
主な対象理系新卒。研究開発・技術・ITなど理系学生。研究人材・R&D・技術職など
候補者探索研究室・専攻・技術キーワード等を使ったターゲティング研究内容・技術/スキル・志向性を見ながら探索
スカウト自動・個別など複数のオファー方式を公式に案内専門プロフィールを読んだ個別スカウトと相性がよい
運用の向き条件を定義し、一定量の理系候補へ継続アプローチ候補者ごとの研究・専門性を踏まえた訴求
料金の考え方定額制の複数プラン。採用人数による追加料金なしを案内月額データベース利用料が基本。成果報酬なし、詳細は個別見積もり
向く企業メーカー、IT、研究開発、製造技術などを複数職種で採用研究開発、R&D、専門技術職で研究内容を重視
比較の前提
  • 両方とも理系特化なので、文系を含む総合的な新卒母集団形成とは目的が異なります。
  • TECH OFFERは技術キーワードや研究室等から対象を定義しやすいこと、LabBaseは研究内容を候補者理解に使いやすいことが比較の出発点です。
  • 料金や登録規模など変動値は、公開直前・契約前に必ず最新公式情報で再確認します。

TECH OFFERは研究室・技術キーワードを起点に対象を絞り込みやすい

TECH OFFERは理系新卒に特化したオファー型採用サービスで、公式サイトでは理系学生データベースと研究室・技術キーワードの情報を使ったターゲティングを特徴として案内しています。研究開発、機械、電気電子、情報、化学、生産技術など、採用したい領域を技術テーマとして定義できる企業では、対象となる学生群を作りやすいのが利点です。大学名や専攻名だけでは拾いにくい隣接領域の学生を、技術キーワードから探せることも比較ポイントになります。

採用職種が複数ある企業では、ポジションごとに必要な技術・研究領域を整理し、検索条件やオファー対象群を分けると運用しやすくなります。ただし、キーワードを広げすぎれば対象が増え、狭めすぎれば母集団を取りこぼします。現場の求人要件をそのまま検索語へ置き換えるのではなく、学生が研究室やプロフィールで使う言葉へ翻訳する作業が重要です。

LabBaseは研究内容と専門プロフィールから候補者を理解しやすい

LabBase就職は理系学生の研究内容や専門性を採用に活用するプラットフォームです。学生の研究テーマ、技術・スキル、志向性などを見ながら候補者を探せるため、研究開発やR&Dのように、所属学科だけでは採用適合を判断しにくい職種で使いやすい特徴があります。候補者本人が入力した研究内容を起点に、自社の技術や事業との接点を見つけやすい点が重要です。

一方、候補者情報が詳しいほど、担当者側にも読む力が必要です。研究テーマを見ても採用職種との関連性を判断できない場合は、現場社員と連携して候補者選定の観点を決めておく必要があります。サービスの検索機能だけでなく、社内で誰が専門性を判断するかまで含めて導入可否を考えると、運用後のミスマッチを減らしやすくなります。

スカウト運用の違い

TECH OFFERは条件を定義した継続的なオファー運用を組みやすい

TECH OFFERの公式サイトでは、自動オファーと個別オファーなど複数のオファー方法を案内しています。採用要件に合う学生群を条件で定義し、一定量の候補者へ継続して接点を作る運用と相性があります。理系職種を複数持つ企業では、職種別にターゲット条件を作り、どの条件群から返信・応募が得られるかを確認しながら運用を調整できます。

ただし、自動化できる範囲があるからといって、採用要件や文面設計まで自動的に最適化されるわけではありません。技術職ほど学生から見た仕事の具体像が分かりにくいため、何を研究している学生に、どの仕事・技術環境・キャリアを提示するのかを先に整理する必要があります。送付量を増やす前に、ターゲットと訴求の整合を確認しましょう。

LabBaseは研究内容を踏まえた個別スカウトに向く

LabBase就職では、学生の研究・スキル情報を読み込んでスカウトする運用が中心になります。特に研究開発や高度な技術職では、候補者にとって自分の研究が企業でどう活かせるかが応募判断の重要な材料です。研究内容に触れたうえで、自社のプロジェクトや技術課題との接点を具体的に示すと、単なる一斉送信よりもサービスの特徴を活かしやすくなります。

その反面、候補者ごとの読み込みと文面作成には工数がかかります。採用人数が多い場合は、どこまで個別化するか、どの条件なら優先的に人が確認するかを決める必要があります。媒体だけを比較するのではなく、候補者選定、文面作成、送信、返信後の面談までの運用フローを置いて比較することが重要です。

料金の違いと見積もり時の確認ポイント

2026年9月24日時点で、TECH OFFERは公式料金ページで定額制の4プランを案内し、採用人数による追加料金はないとしています。プランによって利用できるオファー数やサポート範囲などが異なるため、自社が必要とする送付量と運用体制を前提に選ぶ必要があります。成果が出るまでの送付量を見積もらずに最小プランだけで比較すると、実運用時に必要な条件とずれる可能性があります。

LabBase就職は公式FAQで、基本的に月額のデータベース利用料金のみで、LabBase就職経由の内定承諾に成果報酬はないと案内しています。具体的な料金は採用計画や課題を確認したうえでの個別提案となるため、公開情報だけでTECH OFFERと絶対額を比較することはできません。過去の料金情報ではなく、同じ採用人数・同じ利用期間を前提に最新見積もりを取りましょう。

理系媒体では候補者選定と文面作成の工数もコストになる

理系スカウトでは、媒体利用料以外に候補者の研究・技術情報を読む時間、職種ごとの検索条件を作る時間、個別文面を作る時間が発生します。TECH OFFERで条件を定義して一定量のオファーを運用するのか、LabBaseで研究内容を読み込んだ個別訴求を厚くするのかによって、担当者に必要な工数は変わります。料金比較では、媒体費に加えて月間の候補者選定件数、1通あたりの文面作成時間、返信後の面談工数まで見積もると実態に近づきます。

TECH OFFERが向く企業・LabBaseが向く企業

TECH OFFERが向く企業

  • 研究開発、機械、電気電子、ITなど複数の理系職種を新卒で採用したい企業
  • 研究室・専攻・技術キーワードを使い、対象学生を条件で定義して継続的にアプローチしたい企業
  • 採用人数が複数名あり、一定量のオファー運用を仕組み化したい企業

TECH OFFERが向かないケース

  • 文系・総合職を含めて一つの媒体で新卒採用全体を完結させたい場合
  • 技術キーワードや研究領域を社内で定義できず、誰を探すべきかが曖昧な場合

LabBaseが向く企業

  • 研究開発、R&D、専門エンジニアなど研究内容との接続を重視する企業
  • 学生の研究テーマや技術・スキル情報を読み、自社の仕事との接点を個別に伝えたい企業
  • 採用担当と現場が連携し、専門性を見ながら候補者を選定できる企業

LabBaseが向かないケース

  • 理系以外も含む大規模な新卒母集団形成を一媒体だけで行いたい場合
  • 候補者プロフィールを詳しく読まず、同一テンプレートの大量送信だけで運用したい場合

TECH OFFERとLabBaseの選び方

  1. 採用職種ごとに必要な専攻・研究領域・技術スキルを整理する
  2. 採用要件をキーワードや研究室条件へ落とし込みやすいかを確認する
  3. 研究内容を候補者ごとに読み、個別訴求する必要性を決める
  4. 月間で必要な候補者選定数とスカウト送付数を見積もる
  5. 両社の管理画面・検索結果で実際に会いたい学生が見つかるか確認する
  6. 同じ採用人数・期間を前提に最新見積もりとサポート範囲を比較する

選定で最も重要なのは、資料上の機能数ではなく、自社の採用要件を実際の候補者検索へ落としたときに十分な学生が見つかるかです。TECH OFFERでは研究室や技術キーワードで作った対象群の質と量を、LabBaseでは研究内容やスキルを見たときに会いたい学生がどれだけいるかを確認しましょう。デモやトライアルで、実際の求人要件を使って検索することが有効です。

また、両サービスを併用する場合は、同一学生への重複スカウトを避けるルールが必要です。職種や技術領域で媒体の役割を分ける、優先媒体を決める、返信後の候補者管理を一本化するなど、運用ルールを先に決めておくと、媒体追加による工数増を抑えやすくなります。理系採用は候補者数が限られる領域もあるため、接触履歴の管理は特に重要です。

最終判断で確認したいこと
  • 自社の求人要件を実際の検索条件へ落としたとき、会いたい学生が見つかるか
  • 検索条件を現場と採用担当の双方が理解し、継続的に更新できるか
  • 個別スカウトの必要度と担当者が確保できる工数が合っているか
  • 契約期間、オファー量、サポート範囲、追加費用が採用計画に合うか

TECH OFFER・LabBase就職の運用工数をどう抑えるか:AIスカウトくんの活用

本記事ではTECH OFFERとLabBase就職を候補者層・検索機能・スカウト運用の違いから比較しましたが、媒体が決まったあとに学生への検索・選定・文面・送信・返信が発生する点は、TECH OFFERでもLabBase就職でも変わりません。

TECH OFFER・LabBase就職それぞれで学生の検索条件を組み立て直す手間も、運用工数として見込む必要があります。

AIスカウトくん(TechSuite株式会社)は、生成AIと採用のプロを組み合わせたスカウト運用代行サービスです。候補者検索・選定から、一人ひとりに合わせたスカウト文面の作成、送信、返信対応、改善までを一貫して担い、求人ごとにコンサルタントがAIをチューニングします。運用の実務を外部化することで、採用担当者の工数や負荷を抑えながらスカウト運用を続けやすくなります。

料金は、月額5万円から利用できるプランと、利用実績に応じた通数課金プランがあります。媒体そのものの契約・利用料金は代行費に含まれません。ログインやツールの導入は不要で、契約から1週間程度で運用を開始できます。

よくある質問

Q. TECH OFFERとLabBaseの一番大きな違いは何ですか?

どちらも理系新卒向けですが、候補者探索の入口に違いがあります。TECH OFFERは研究室・専攻・技術キーワードなどを使って対象を定義しやすく、LabBaseは学生の研究内容や専門プロフィールを読みながら候補者を理解しやすい点が特徴です。

Q. 研究開発職ならLabBase、ITエンジニアならTECH OFFERと決めてよいですか?

職種名だけで決めるのは適切ではありません。研究テーマを深く見たいIT・AI職ではLabBaseが合う場合があり、研究開発職でも技術キーワードや研究室から広く探索したい場合はTECH OFFERが合うことがあります。実際の求人要件で候補者検索を試すことが重要です。

Q. 料金はどちらが安いですか?

公開情報だけでは単純比較できません。TECH OFFERは定額制の複数プランと採用人数による追加料金なしを案内しています。LabBaseは月額データベース利用料を基本として成果報酬なしと案内し、具体的な料金は個別提案です。同じ採用人数・利用期間で見積もりを取ってください。

Q. TECH OFFERとLabBaseを併用するメリットはありますか?

あります。TECH OFFERで技術キーワードから広く対象を作り、LabBaseで研究内容を重視した候補者へ個別接点を作るなど役割を分けられます。ただし同一学生への重複接触を避けるため、媒体間の候補者管理ルールが必要です。

更新日・参照元

更新日:2026年09月24日。サービス仕様・名称・料金・契約条件は変更される場合があります。

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