dodaキャンパスの採用・オファー運用ガイド
dodaキャンパスは、学生が登録したプロフィールや適性検査などをもとに、企業から学生へ直接オファーできる新卒向けダイレクトリクルーティングサービスです。大学1年生から登録できるため、本選考期だけでなく低学年から採用広報や関係構築を始められます。2026年6月時点で27卒〜30卒の総登録学生数は約92万人と公式に案内されています。導入時は登録者数だけではなく、自社ターゲットの学生数、つながり枠、料金プラン、オファー運用に必要な工数まで確認することが重要です。
dodaキャンパスとは何か
dodaキャンパスは、株式会社ベネッセi-キャリアが提供する新卒向けのオファー型採用サービスです。ナビサイトのように学生からの応募を待つのではなく、学生が登録したプロフィールを企業が検索し、会いたい学生へ直接オファーできます。学歴や専攻だけではなく、自己PR、経験、希望、適性検査などの情報を参考にしながら企業側から接点を作れるため、知名度だけに依存しない母集団形成に向く仕組みです。
法人向け公式ページでは、27卒〜30卒の総登録学生数が2026年6月時点で約92万人と案内されています。大学3・4年生だけではなく、大学1・2年生も登録している点が特徴で、就職活動が本格化する前から学生と接点を作れます。低学年向けの育成プログラムやイベントも用意されており、採用広報と本選考を分けて中長期で関係を作りたい企業にとって使いどころがあります。
一方、新卒採用では学生の経験量や志望が就活の進行に応じて変わりやすいため、検索条件を固定しすぎない運用が重要です。学生のプロフィールを現在地として読み、入社後に必要な資質や経験と直接関係しない条件で早期に除外しないこと、オファー後の面談で不足情報を確認することが前提になります。
向いている企業・向かないケース
dodaキャンパスが向いているのは、応募待ちだけでは会いたい学生に届きにくい企業です。学生を検索して企業側からアプローチできるため、企業知名度が高くなくても、専攻、経験、希望職種、志向などをもとにターゲット学生へ接点を作れます。特に、早期から学生との関係を作りたい企業や、大学1・2年生への採用広報を行いたい企業には比較しやすいサービスです。
また、複数名の新卒採用を計画しており、一定期間継続して学生検索・オファー送付を回せる企業にも向きます。料金は定額制と成功報酬制があり、採用人数や時期によって比較できます。オファー通数そのものに上限はない一方、同時に選考を進められる「つながり枠」には上限があるため、送付量と学生との接点管理を一緒に設計できる体制があると運用しやすくなります。
向かないケースは、検索・オファー・返信対応を継続する担当がいない場合です。オファー型採用は掲載して待つだけではなく、対象学生を探して個別に接点を作るため、一定の運用工数が必要です。また、学部・大学・志望業界などを極端に狭く固定し、条件を満たす学生だけを大量に探したい場合は、十分な母集団を作れない可能性があります。
主な特徴・機能・学生理解のポイント
大学1年生から接点を作れる
dodaキャンパスは低学年から登録でき、企業も早い段階から学生と接点を作れます。定額制の利用期間中には、低学年学生へ業界・職種理解やキャリア観の醸成につながるイベント等を案内できる付帯サービスも公式料金ページで説明されています。本選考と同じ採用オファーを低学年へ送るのではなく、学年に応じて認知・学習・関係構築を目的に分けることが重要です。
プロフィールと適性検査を組み合わせて確認できる
機能詳細ページでは、学生のプロフィールに加え、GPS適性検査やキャリアタイプ診断、企業選びの軸など、内面理解を補助する情報が紹介されています。検索画面では自社条件との合致項目を色分け表示する機能も案内されています。ただし、適性検査の結果だけで人物像や活躍可能性を断定せず、本人の経験や面談内容と合わせて判断します。
プロフィール確認からオファー送付までをつなげやすい
公式の機能詳細では、学生一覧からプロフィールを確認しながらオファーを送付でき、画像・ファイル添付や定型文設定にも対応すると案内されています。送付作業を効率化しやすい一方、全学生へ同じ文章を送るのではなく、学生の経験と自社の仕事の接点を一部でも個別に示すことが重要です。
オファー傾向を分析できる
オファー開封率や承諾率を、大学群、文理、希望業種、希望職種などのセグメント別に確認できる分析機能が紹介されています。送付数だけではなく、どの学生層で承諾につながりやすいかを見ながら検索条件・文面・時期を見直すことで、運用改善につなげられます。
企業が使うときの基本フロー
1. 採用要件を学生向けの条件へ変換する
新卒採用では実務経験を前提にできないため、中途採用の検索条件をそのまま使いません。専攻、研究、授業、制作物、インターン、アルバイト、サークル、資格、希望職種など、学生プロフィールで確認できる要素へ要件を分解します。入社時点で必須の条件と、選考・育成で確認できる条件を分けます。
2. 検索で広めの候補者母集団を作る
志望業界、大学、専攻、希望勤務地などをすべて固定すると、将来の志向変化や近接経験を持つ学生を外しやすくなります。最初は複数条件の組み合わせを試し、候補者数とプロフィール内容を見ながら絞り込みます。春・夏・本選考期など時期によって学生の志向が変わることも踏まえ、検索軸を定期的に見直します。
3. プロフィールを確認してオファー対象を選ぶ
検索ヒットした学生へ機械的に送らず、本人が何に取り組み、どの役割を持ち、どのような工夫をしたかを読みます。適性検査や希望条件は補助情報として使い、学生の経験と求人の仕事に具体的な接点があるかを確認します。
4. オファー後の面談・選考へつなぐ
学生がオファーを承認した後は、説明会、カジュアル面談、インターン、本選考など次の行動へつなぎます。低学年なら業界理解や社員交流、本選考期なら職種・配属・選考条件の説明など、学年と就活状況に合わせて導線を変えます。承認後の返信が遅いと学生体験を損なうため、送信担当と返信担当の役割も決めておきます。
料金・つながり枠・契約で確認すること
2026年10月1日時点の公式料金ページでは、初めてdodaキャンパスを利用する企業向けの定額制として、3名プラン、5名プラン、無制限プランが案内されています。2026年10月31日までの期間限定キャンペーン価格として、3名60万円、5名75万円、無制限90万円(税別)が表示されています。キャンペーン条件は更新されるため、契約時には最新価格を必ず確認します。
3名・5名プランでは採用上限人数を超えると、1名あたり35万円(税別)の成功報酬が発生すると公式に説明されています。成功報酬制は、就職活動が本格化する大学3年生3月からの利用を想定したプランとして案内されており、内々定承諾1名につき35万円(税別)という条件がFAQに掲載されています。
dodaキャンパスではオファー通数そのものに制限はない一方、同時に選考を進められる人数を示す「つながり枠」に上限があります。オファーを送信すると枠を消費し、学生が辞退したり期限切れになったりすると枠が戻る仕組みです。料金比較では採用人数だけでなく、つながり上限、利用期間、低学年施策、サポート内容をそろえて確認します。
検索・オファー文・KPIの運用ポイント
検索条件は時期と採用目的で変える
新卒学生の志望は就活の進行に応じて変わります。就活初期は希望勤務地や興味領域を広く見て、本選考期には希望職種や業界との接点を強めるなど、時期に応じて検索条件を変える方が実態に合います。公式の活用事例でも、月ごとの承認率や学生属性を見ながら検索軸を見直す運用が紹介されています。
オファー文は学生プロフィールの具体的な記載を使う
「主体性が高い」「優秀だと感じた」と評価だけを書くより、どの経験や行動を見て連絡したかを示します。研究、部活動、アルバイト、インターン、制作物などから自社の仕事に通じる部分を取り上げ、その経験が入社後のどの役割につながるかを説明します。学生の志向や将来像をプロフィールにない情報から推測しないことも重要です。
文面は時期・対象別にABテストする
dodaキャンパスの公式活用事例では、オファーの開封率・承諾率を見ながら文面を改善した企業や、複数の文面パターンを試して反応の弱いものを減らした企業が紹介されています。全学生に完全個別化するのが難しい場合でも、職種、専攻、時期、イベント参加などのセグメント別に共通文を分け、冒頭の接点を個別化する方法があります。
KPIは送付から内々定承諾まで分ける
検索対象学生数、プロフィール確認数、オファー送信数、開封、承認、面談設定、面談実施、選考移行、内々定、内々定承諾を求人・卒年別に追います。送付数が不足する場合は検索と候補者確認の工数、承認率が低い場合は対象学生と文面、承認後に面談へ進まない場合は次の行動の提示、選考移行が弱い場合は求人説明やターゲット条件を見直します。
低学年施策は、本選考の承認率だけで評価しません。イベント案内、参加、継続接点、翌年度の再接触など、採用広報としてのKPIを別に持ちます。学年・卒年ごとの目的を混ぜないことで、早期施策が本選考へどうつながったかを確認しやすくなります。
dodaキャンパス運用をAIスカウトくんで支援する場合
dodaキャンパスは学生検索、プロフィール確認、オファー送付、分析を継続して回す媒体のため、複数卒年・複数職種を同時に運用すると採用担当者の工数が増えます。AIスカウトくんでは、求人ごとの候補者選定基準の整理、学生プロフィールの確認、個別オファー文の作成、送付、返信対応、KPI集計など、対応可能な範囲をAIと採用オペレーションを組み合わせて支援します。
月額5万円から利用できるプランのほか、利用実績に応じた通数課金プランがあります。dodaキャンパス自体の契約料金や成功報酬、オプション費用はAIスカウトくんの代行費とは別です。費用比較では、媒体費だけではなく、社内で学生検索・文面作成・送付・返信対応に使う工数を含めて確認します。
なお、dodaキャンパス公式FAQにはオファー送信代行や日程調整を含む支援が案内されていますが、外部事業者によるアカウント操作、外部ツール、生成AI利用の可否を一律に保証するものではありません。実運用では企業ごとの現行契約・利用規約、候補者情報の取扱い、必要な権限を確認したうえで支援範囲を決めます。
dodaキャンパスのよくある質問
dodaキャンパスはどのような採用に向いていますか?
新卒採用で、応募を待つだけでなく企業から学生へ直接オファーしたい場合に向いています。大学1・2年生にも接点を作れるため、早期の採用広報や中長期の母集団形成にも使えます。
dodaキャンパスの料金はどのような仕組みですか?
企業向けには定額制と成功報酬制が案内されています。初年度限定の定額プランは採用上限人数とつながり上限数が異なり、成功報酬制は内々定承諾時に費用が発生します。キャンペーンや金額は変わるため最新の公式料金ページを確認してください。
dodaキャンパスのオファー通数に上限はありますか?
公式FAQではオファー通数そのものに制限はない一方、同時に選考を進められる「つながり枠」に上限があると案内されています。辞退や期限切れで枠が戻るため、送信数とつながり状況を分けて管理します。
低学年の学生にもオファーできますか?
dodaキャンパスは大学1年生から登録でき、企業は低学年にもアプローチできます。定額制では、業界・職種理解やキャリア形成を目的とするイベント等の案内を低学年へ送れる付帯サービスも案内されています。
dodaキャンパスの運用を外部へ任せられますか?
公式FAQではオファー送信代行や日程調整を含む支援が案内されています。一方、第三者によるアカウント操作、外部ツール、生成AI等の利用可否は契約・規約を確認し、候補者情報の取り扱いも含めて運用方法を決める必要があります。
更新日・参照元
最終更新: 2026年10月1日。登録学生数、料金、つながり枠、機能、プラン、キャンペーン条件は変更される可能性があるため、導入前に最新の公式情報をご確認ください。
- dodaキャンパス 企業向け公式ページ — 総登録学生数、低学年、学生理解、カスタマーサクセスを確認。
- dodaキャンパス 機能詳細 — 学生検索、適性検査、オファー、オファー傾向分析を確認。
- dodaキャンパス 料金プラン — 定額制、成功報酬制、つながり上限、2026年10月キャンペーンを確認。
- dodaキャンパス よくあるご質問 — オファー通数、つながり枠、低学年、運用支援を確認。
新卒オファー運用を、学生選定からKPI改善まで支援
AIスカウトくんでは、媒体の契約条件を確認したうえで、学生プロフィールの選定、個別文面、送付、返信対応、KPI改善まで支援します。