学生属性は採用要件から逆算する

理系・文系、専攻、地域、活動経験など、職種ごとに本当に必要な確認軸を整理します。属性だけで合否を決めず、仕事内容につながる経験や事実を確認できる媒体かを見ることが重要です。

媒体選びの3つの比較軸採用したい学生を探せるか、継続運用できるかを同じ時点の情報で比較する。 媒体選びの3つの比較軸 学生層 確認軸として比較 検索・プロフィール 確認軸として比較 運用・KPI 確認軸として比較 採用したい学生を探せるか、継続運用できるかを同じ時点の情報で比較する。
採用したい学生を探せるか、継続運用できるかを同じ時点の情報で比較する。

媒体機能は現行公式でそろえて比較する

検索項目、送付方法、メッセージ機能、分析機能、プラン差などは変更されます。複数媒体を比較するときは同一時点の公式情報で条件をそろえ、未確認のUIや上限を比較表へ入れません。

運用負荷とKPIまで見て選ぶ

候補者確認に必要な時間、文面の個別化、返信対応、振り返りの頻度を含めて運用可能性を見ます。導入後は送付数だけでなく、承認・返信・面談・選考への接続を媒体別に確認します。

新卒スカウト媒体の比較|学生属性・職種で使い分ける

ここまでの比較軸を踏まえ、新卒スカウトで名前が挙がりやすい媒体を、探したい学生属性・職種の観点で整理します。以下は各媒体の記事で確認できる範囲の特徴であり、優劣を付けるものではありません。実際の検索項目・機能・料金は現行の公式情報で確認してください。

理系・技術系の学生を探したい場合

TECH OFFERは、教員名・研究室名や技術キーワードから経験・学びを指定する検索と、学生プロフィール情報からアプローチする検索を使い分けられる理系新卒向けの媒体です。研究開発、組込み、電気電子、材料、データ・AIなど、必要な技術領域を学生の研究テーマに翻訳しやすい求人ほど活用しやすくなります(詳しくはTECH OFFERとは?の記事)。一方、技術・研究との接点を軸にした媒体のため、文系職種を中心に採用したい場合は他の媒体と組み合わせて検討します。

文系・営業系を含め幅広い学生層を探したい場合

OfferBoxは、企業が学生を検索してプロフィールを確認し、オファーを送るダイレクトリクルーティング型の媒体です。職種や配属、働き方など、オファー後に学生へ説明できる情報を整理しやすい求人で活用しやすく、理系・文系を問わず幅広い学生層の検索に使われています(詳しくはOfferBoxとは?の記事)。

dodaキャンパスも、学生プロフィールを見た企業側からオファーを送る媒体です。低学年を含む早期段階の学生にも接点を作りやすく、選考だけでなく会社・職種理解を深めてもらう情報提供の場としても使われます(詳しくはdodaキャンパスとは?の記事)。

キミスカは、詳細な検索軸と複数段階のスカウトを組み合わせられる媒体です。専攻・経験・志向などプロフィール上で確認できる項目へ採用要件を翻訳し、検索条件と個別プロフィール確認を組み合わせる運用が基本になります。

企業理解・カルチャーフィットを重視して探したい場合

OpenWorkリクルーティングは、新卒・中途のどちらでも使われる媒体で、企業クチコミなど候補者が企業を比較検討する行動と接点が近い点が特徴です。企業理解やカルチャー理解が応募判断に影響しやすい求人、専門職などの採用で検討しやすくなります(詳しくはOpenWorkリクルーティングとは?の記事)。

候補者選定・送信の運用工数を抑えたい場合

Matcher Scoutは、OB・OG訪問サービス「Matcher」の学生データベースを活用しつつ、候補者選定やスカウト送信、日程調整までを媒体運営側が担う運用代行型の媒体です。企業側は採用要件の共有と、面接・選考の判断に力を割けます。社内で検索・送付にあてられる工数が限られる場合に検討しやすい選択肢です(詳しくはMatcher Scoutとは?の記事)。

いずれの媒体も、学生属性・職種によって向き不向きがあるため、求人ごとに単独で使うか複数媒体を使い分けるかを検討してください。

AIスカウトくんで支援できること

AIスカウトくんは、TechSuite株式会社が提供する、生成AIと採用のプロを組み合わせたスカウト代行サービスです。候補者検索・選定、スカウト文の作成、送信、返信対応まで一気通貫で対応します(AIスカウトくん公式)

ただし、プランによっては、検索条件の作成や定期的な振り返り・改善支援を含まない場合があります。

AIスカウトくんに関するよくある質問

スカウト代行とRPOの違いは?

違いは支援範囲です。AIスカウトくんはスカウト運用を中心に支援し、TechSuiteでは採用活動全体を支援するRPOサービスの「AI RPOパートナー」も提供しています。

候補者検索から送信まで、すべて任せられる?

はい。AIスカウトくんでは、候補者検索・選定からスカウト文の作成、送信まで対応できます。ただし、プランによっては検索条件の作成や定期的な振り返り・改善支援を含まない場合があります。

スカウト媒体の利用料金は代行費に含まれる?

いいえ。AIスカウトくんの代行費とは別に、利用するスカウト媒体の契約・利用料金が必要です。

新卒採用と中途採用の両方で使える?

はい。AIスカウトくんは新卒採用・中途採用の両方に対応しています。人材紹介会社の候補者スカウト運用にも対応できます。ただし、媒体の利用規約により第三者による代行が認められていない媒体では対応できません。

どのスカウト媒体でも代行できる?

はい。ビズリーチやOpenWorkリクルーティングなど、基本的に各種スカウト媒体で代行できます。ただし、媒体の利用規約により第三者による代行が認められていない媒体では対応できません。利用予定の媒体について、事前に対応可否を確認します。

まとめ|新卒スカウト媒体の選び方

新卒スカウトは、検索条件・候補者確認・文面・送付・返信後の接続を一つの運用として設計し、件数と結果を見ながら改善することが基本です。この記事の判断軸を自社の採用要件と利用媒体の現行仕様に合わせて運用してください。